公益財団法人日本デザイン振興会 公益財団法人日本デザイン振興会

リエゾンセンター・ライブラリー デザインの新入荷本ご紹介【2021年4-6月】

リエゾンセンター・ライブラリーは、東京ミッドタウン・デザインハブ内にあるインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターで、不定期開室しているデザインライブラリー。

デザインに関連する書籍・雑誌・展覧会図録などを月ごとにピックアップし、各出版社さまにご献本(又はお貸出し)いただき展示する「デザイン新刊本紹介コーナー」を始めました。展示用POPの右端にあるQRコードを読み取っていただければ、その場で本をご購入いただくことも可能です。

今回は、2021年1-3月に出版された本(一部を除く)全19冊をご紹介します。


IWAKAN Volume 02 特集 愛情
MdNデザイナーズファイル2021
基礎から時短ワザで覚えるIllustratorの教科書
工夫の連続:ストレンジDIYマニュアル
広告 Vol.415 特集:流通
「佐藤可士和展」公式図録
TIMELESS 石岡瑛子とその時代
Tired Of No.1 特集 ちゃんとしなくていい路上。
デザインはどのように世界をつくるのか
トーキョーデザイン探訪
土木学会誌 Vol.106 No.3「復興の10年」
中川エリカ 建築スタディ集 2007-2020
仲條正義作品集『仲條 NAKAJO』
なぜか惹かれる言葉のつくりかた
ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門
北斎のデザイン
マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう
未来都市はムラに近似する
名作椅子の解体新書



IWAKAN Volume 02 特集 愛情

IWAKAN編集部 編 ほか/REING(NEWPEACE Inc.)

ジェンダーやバイナリーにとらわれない愛のあり方を考えてみる一冊です。愛は自由なはずなのに、何故こんなにも多くのルールに縛られなくてはいけないのでしょうか? 今号では、恋愛という当たり前に、様々な角度から“違和感”を問いかけていきます。


MdNデザイナーズファイル2021

MdN書籍編集部 編/エムディエヌコーポレーション

「広告」「シンボル&ロゴタイプ」「装丁」「エディトリアル」「パッケージ」「グッズ」「Web」「UI」の8つのジャンルで、いま、もっとも先進的な活躍をしている方、新しい時代の到来を感じさせる若手デザイナーなど、258組の仕事とプロフィールを厳選して掲載。


基礎から時短ワザで覚えるIllustratorの教科書

広田 正康 著/玄光社

グラフィック制作を89のテクニックで絶対効率化! 実務で使用頻度の高いものを抜粋しました。知りたいことがあるときに逆引きで調べると、より手早く便利な機能や操作方法が身に付きます。*2021年4月出版


工夫の連続:ストレンジDIYマニュアル

元木 大輔 著/晶文社

視点を変えるだけで、あらゆるものは素材になる。ゼロから考えずに、すでにあるものをハックする方法を獲得して、まわりの環境を変える工夫を身につけよう。自由に形を考えられるフルーツ・ボウルから駅の階段を使った劇場まで、様々なスケールのものを自らの手で作り、考えるための画期的なDIYマニュアル。*2020年10月出版


広告 Vol.415 特集:流通

小野 直紀 著 ほか/博報堂

商品や作品が、つくり手のもとを離れてから受け手に届くまで、いったい何が起きているのか。流通にまつわる課題や可能性を深掘り、雑誌『広告』の全体テーマである「いいものをつくる、とは何か?」を思索するための様々な視点を投げかけます。


「佐藤可士和展」公式図録

佐藤 可士和 監修/国立新美術館,SAMURAI,TBSグロウディア

公式図録では、佐藤可士和の約30年にわたる活動を一冊に凝縮。展覧会で紹介した数々のロゴ、50件近くのプロジェクト、そして最新のアートワークを豊富な写真と詳細な解説により紹介します。


TIMELESS 石岡瑛子とその時代

河尻 亨一 著/朝日新聞出版

大回顧展「血が、汗が、涙がデザインできるか」で再び熱い注目を集めた石岡瑛子の本格評伝。ラストインタビューも手がけたジャーナリストが、彼女とともに仕事をした日米のクリエイター、関係者に取材を重ねながら、遺された膨大な作品および資料をリサーチ。生涯アップデートを続けた「私」と、変わりゆく「時代」のミステリーに迫る。*2020年11月出版


Tired Of No.1 特集 ちゃんとしなくていい路上。

渡辺 龍彦 編 ほか/遊と暇

「遊びの居場所を耕す雑誌」がコンセプトの創刊号。第一弾のテーマは「路上」。かつては生活や遊びの場でもあった路上を、もっと人間的な、ゆたかな場所にするための試みについて、国内外、様々な分野の人々と一緒に考えます。


デザインはどのように世界をつくるのか

スコット・バークン 著 ほか/フィルムアート社

あらゆる失敗と成功からこの世界の仕組みを解読する、誰もがデザインする時代の必読書! 太刀川英輔氏、若林恵氏推薦。


トーキョーデザイン探訪

アイデア編集部 編/誠文堂新光社

世界のデザイン誌と関係著者が推薦! 東京カルチャーをより楽しむための、美術館・ギャラリー・ショップガイドブック。エリアごとに近隣施設を巡回できるほか、目当ての施設をピンポイントで見つけられます。


土木学会誌 Vol.106 No.3「復興の10年」

土木学会・日本建築学会 共同編集/土木学会

1915年4月の創刊から、土木学会の広報活動の中心とした機関誌として、土木を社会にアピールしている土木学会誌。Vol.106の特別企画は、「復興の10年」と題して、土木建築分野が扱う「時間」と「空間」、「人」や「地域」に根ざした東日本大震災からの復興のあり方を再考する。※土木学会に入会された方のみ配布される冊子です。


中川エリカ 建築スタディ集 2007-2020

中川エリカ 著/TOTO出版

注目の若手建築家、中川エリカの「桃山ハウス」など15プロジェクトのスタディ手法を紹介。身体的な感覚をたよりに建築を探究する、中川エリカの建築姿勢と思想を読み解く一冊です。


仲條正義作品集『仲條 NAKAJO』

仲條 正義 著/ADP

資生堂『花椿』から松屋銀座、東京都現代美術館など、1960年代から現在にいたる仲條正義の代表作をほぼ網羅。構成・ブックデザイン を服部一成が手掛け、編集委員として葛西薫も参画。8年間にわたる制作期間を経て発刊された、贅沢な作品集です。


なぜか惹かれる言葉のつくりかた

能勢 邦子 著/サンマーク出版

自分でも、面白いほど言葉が上手くなる。「読み流される」常套句ではなく、「読み手を引き込む」惹句(じゃっく)を生み出すためのコツとは? ヒットメーカーとして、30年以上雑誌やwebコンテンツに向き合う著者が初めて明かす、言葉の磨き方。


ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門

原野 守弘 著/クロスメディア・パブリッシング

一般的なビジネスパーソンとクリエイターの間にある「断絶」の正体を解き明かし、より多くの人がクリエイティブな発想を持って働けるようになることを目的とした入門書。クリエイティブ初学者はもちろん、広告やクリエイティブ以外の職種の方、「自分はクリエイティブでない」と思っている方にもおすすめです。


北斎のデザイン

戸田 吉彦 著/翔泳社

なぜ、北斎の作品は国境や世代を超えて人々を魅了するのか? 冨嶽三十六景から北斎漫画までを、「構図」「色彩」「意匠」「カメラ・アイ」「季節と人間」「幾何学的形態」「線の魅力」などのデザインの視点で読み解く。


マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう

澤田 智洋 著/ライツ社

「いい仕事がしたい」すべての人へ。片手で使うライターも、曲がるストローも、マイノリティ(弱者、少数派)から生まれたデザイン。障害者にとって便利なものは、健常者にとっても便利なもの。「弱さ」を「力」に変える考え方、それがマイノリティデザインです。


未来都市はムラに近似する

北山 恒 著/彰国社

世界で最も早く少子高齢化が進行し、驚くほどのスピードで人口減少社会を迎えている日本の現在は、世界の近未来である。この社会はどこに着陸するのか。建築家である著者が近年発表してきた都市論を再編集し、新しい価値観にもとづく世界イメージを描く。


名作椅子の解体新書

西川 栄明,坂本 茂 著/誠文堂新光社

見えない部分にこそ技術が宿る名作椅子。名作たる理由を、分解する、剥がす、組み立てる、張り替えることで徹底解剖! 各椅子の特徴、デザイナーの思いなどを探っていきます。




みなさま、素敵な本との出会いはありましたか?

2020年10-12月に出版された本は、こちらのページでご紹介しています!

全てリエゾンセンター・ライブラリーでお読みいただけますので、開室日などの情報はwebサイト、またはFacebookページTwitterでご確認ください。

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