リエゾンセンター・ライブラリー デザインの新入荷本ご紹介【2021年7-9月】
リエゾンセンター・ライブラリーは、東京ミッドタウン・デザインハブ内にあるインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターで、不定期開室しているデザインライブラリー。
デザインに関連する書籍・雑誌・展覧会図録などを月ごとにピックアップし、各出版社さまにご献本(又はお貸出し)いただき展示する「デザイン新刊本紹介コーナー」を設けています。展示用POPの右端にあるQRコードを読み取っていただければ、その場で本をご購入いただくことも可能です。
今回は、2021年4-6月に出版された本(一部を除く)全19冊をご紹介します。
・アイノとアルヴァ 二人のアアルト
・感じるオープンダイアローグ
・くまの根 隈研吾・東大最終講義 10の対話
・コンヴィヴィアル・テクノロジー
・サーキュラーエコノミー実践
・社会を変えた50人の女性アーティストたち
・進化思考――生き残るコンセプトをつくる「変異と適応」
・数理は世界を創造できるか
・大地の建築 アンサンブル・スタジオ
・つくる理由 暮らしからはじまる、ファッションとアート
・デザインの現在 コンテンポラリーデザイン・インタビューズ
・東京藝大美術学部 究極の思考
・東京タイムスリップ1984⇔2021
・日本商空間デザイン史 1980-2020
・ひとの住処 1964-2020
・プロダクトデザイン[改訂版] 商品開発のための必須知識105
・未来派 百年後を羨望した芸術家たち
・妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方
・WORKSIGHT 2011-2021
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アイノとアルヴァ 二人のアアルト
アルヴァ・アアルト財団 編 ほか/国書刊行会
「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」展公式図録。フィンランドを代表する建築家・デザイナーであるアアルト夫妻が歩んできた、25年間の創造の時間を辿る。初公開資料を多数収録し、アアルト・ファミリーへのインタビュー等も収録する充実の一書。*2021年3月出版
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感じるオープンダイアローグ
森川 すいめい 著/講談社
「ただ対話するだけで、どうしてこころが癒やされるのか? フィンランドでは、対話によって精神面に困難を抱えた人の8割が回復。学校や職場、家庭、議会でも「対話の場」が開かれ、大きな効果を上げている。実践に向けて、オープンダイアローグをハートで感じる書。
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くまの根 隈研吾・東大最終講義 10の対話
隈 研吾 編/東京大学出版会
各界第一線で活躍する協働者ら22人がユニークな隈研吾論を展開。隈研吾の創作のルーツが明らかに。安田講堂でおこなわれた東京大学最終連続講義を書籍化。東京大学出版会創立70周年記念出版。
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コンヴィヴィアル・テクノロジー
緒方 壽人 著/ビー・エヌ・エヌ
思想家/文明批評家のイヴァン・イリイチが提唱した概念「コンヴィヴィアリティ(自立共生)」を足がかりに、これからの人間とテクノロジーのあり方を探る一冊です。
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サーキュラーエコノミー実践
安居 昭博 著 ほか/学芸出版社
官民一体で先進的なサーキュラーエコノミーへ移行するオランダ。廃棄を出さない仕組みづくりは、経済効果・環境負荷軽減・リスク管理等を同時に達成する手法として世界の注目を集める。欧州5年間と国内調査による日蘭17事例で見えてきた、大きなビジネスチャンス。
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社会を変えた50人の女性アーティストたち
レイチェル・イグノトフスキー著 ほか/創元社
幅広い芸術ジャンルで才能を発揮し、常識にとらわれない自由な表現で社会をゆるがせた世界の50人の女性アーティストの活躍を、チャーミングなイラストとともに紹介する、女性伝記ビジュアルブックシリーズ第3弾。人種・階級・性差別にくじけず力強く創作し、人々の心をゆさぶったヒロインたちを、人間的な魅力を引き出しながら描き上げています。
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進化思考――生き残るコンセプトをつくる「変異と適応」
太刀川 英輔 著/海士の風
2025大阪・関西万博、横浜DeNAベイスターズ、東京防災、クックパッド… 各分野で絶大に支持される「生物の進化に学ぶ創造性」、待望の書籍化!
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数理は世界を創造できるか
横倉 祐貴 著 ほか/東京大学出版会
数理的な視点で探ると新たな世界がみえてくる!? ブラックホールにリンゴを入れるとどうなるの? ヒトの設計図はゴミくずだらけ? この世の物質の究極の構造は? 深層学習によって難攻不落な問題を解決できるの? 東大1、2年生向けの人気講義の書籍化。
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大地の建築 アンサンブル・スタジオ
アントン・ガルシア=アブリル、デボラ・メサ 著/TOTO出版
スペインとアメリカを拠点に活躍する建築家ユニット「アンサンブル・スタジオ」。地球規模の視点と自然と響きあうような力強い造形、独自の構法を軸に、建築の可能性を追求する建築家の、日本初の作品集。
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つくる理由 暮らしからはじまる、ファッションとアート
林 央子 著/DU BOOKS
『拡張するファッション』の著者・林央子による待望の書下ろし。現在を生きる同時代の表現者たちの声から、前に進むための気づきの言葉を拾う。
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デザインの現在 コンテンポラリーデザイン・インタビューズ
土田 貴宏 著/PRINT&BUILD
建築家/ライターの浅子佳英が創業した「PRINT&BUILD」の記念すべき第1冊目。「コンテンポラリーデザイン」をキーワードに、シーンを牽引する世界各国のデザイナーたちの言葉を集めた、革新的なインタビュー集です。
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東京藝大美術学部 究極の思考
増村 岳史 著/クロスメディア・パブリッシング
答えのない時代に最重要な「問う力」を育むヒント。ダイバーシティを体現し、偏差値教育を超越した唯一無二の大学では、どんな人が入学し、どんな教育が行われ、卒業生たちはどんな活躍をしているのか?
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東京タイムスリップ1984⇔2021
善本 喜一郎 著/河出書房新社
懐かしい昭和末期の東京の風景を、現在の同位置・同角度から撮影したものと並べて紹介。劇的な東京の変化を楽しめる写真集。森山大道氏、飯沢耕太郎氏推薦!
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日本商空間デザイン史 1980-2020
鈴木 紀慶 著/商店建築社
80年代以降の商空間デザイン史をまとめた唯一無二の書籍。DCブランドやディスコなど、流行を支えた空間デザインがどう生まれたのか、インテリア業界を長年見つめてきた編集者が迫る。
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ひとの住処 1964-2020
隈 研吾 著/新潮社
人間にとって建築とはなにか? 圧巻の半自伝的文明論、登場! 1964年、丹下健三の代々木国立競技場に憧れ、建築家を志す。バブル崩壊後の10年間、地方を巡る中、工業化社会の後に来る次なる建築と出会う。そして、2020年――。*2021年2月出版
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プロダクトデザイン[改訂版] 商品開発のための必須知識105
日本インダストリアルデザイン協会 編著/ビー・エヌ・エヌ
プロダクトデザインを総合的に学ぶための教科書として読みつがれてきた本の内容を大幅にアップデートした改訂版。商品開発に携わるすべての人にとって標準知識となる一冊。*2021年3月出版
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未来派 百年後を羨望した芸術家たち
多木 浩二 著/コトニ社
なぜ百年後を羨望するか? 哲学者・美術批評家の多木浩二が、「機械」と「未来」に憧れるあまり破局していった、イタリアの芸術・社会変革運動「未来派」の全容に迫った渾身の遺作!
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妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方
暦本 純一 著/祥伝社
ユーザーインターフェース研究の世界的第一人者によるアイデア発想法の決定版! 「新しいことを生み出したい」すべての人へ。「妄想=やりたいこと」を実現するための思考と戦略。*2021年2月出版
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WORKSIGHT 2011-2021
コクヨ株式会社 著 ほか/学芸出版社
2010年代、世界のオフィス空間をグローバル企業からベンチャーまで33事例で振返る。企業文化の表現をはじめ、都心に拘束されないパンデミック後の変化まで。未来のスタンダードを予見させる大著。
みなさま、気になる本との出会いはありましたか?
2021年1-3月に出版された本は、こちらのページでご紹介しています!
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