公益財団法人日本デザイン振興会 公益財団法人日本デザイン振興会

「デザインセミナー・香港が世界に導く日本のデザイン」開催レポート

さる8月29日、香港貿易発展局が主催する「香港が世界に導く日本のデザイン」と題したデザインセミナーがインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターにて開催されました。

香港貿易発展局は、香港と諸外国・地域の経済貿易交流の促進を担う香港の公的機関で、商品貿易の促進だけでなく、デザインやクリエイティブ産業の活性化のための様々なプロモーション活動を展開しています。

当セミナーでは、日本のインテリア・建築デザインをグローバル市場へというテーマのもと、日本、香港双方から業界を代表する4名のエキスパートが登壇されました。香港からは、香港で30年に渡りインテリア設計に携わるK & C Creation Ltd. 代表取締役社長の河野正氏、日本の建材メーカーとも積極的に協業している香港のインテリアデザイナーKeith Chan氏、そして海外での案件で豊富な実績を誇る日本を代表するインテリアデザイナーの乃村工藝社 A.N.D.の小坂竜氏と橋本夕紀夫デザインスタジオの橋本夕紀夫氏です。

河野氏は、日本人デザイナーが海外での仕事を獲得する上で最も身近で取り組みやすい場所の一つが香港であること、香港は真剣にビジネスに取り組んでいる人に対して周囲が非常に協力的であることなどに言及されました。

Chan氏は、日本人の細部にこだわる実直さを評価する一方、海外でのビジネスでは、例え7~8割の出来栄えであってもスピードを重視してまず行動に移すマインドが必要であると訴えました。国際感覚が豊かで常に激しい競争社会に身を置いている香港人は、日本への深い理解をもっているため、日本人にとって非常に有力なパートナーであると強調しました。

小坂氏と橋本氏は、これまでの海外案件をいくつか紹介する中で、日本の最先端のインテリアデザインやハイエンドの建材は海外でも非常に高く評価されていることをお話されました。

各登壇の後に実施されたパネルディスカッションでは、株式会社バンブー・メディア代表の笈川誠氏がモデレーターを務め、それぞれの登壇者に、日本人が海外で仕事の幅を広げていくには具体的にどうすればいいのか深堀し、登壇者からは、コミュニケーション能力の不足や人脈作りに対するアグレッシブさの不足などを指摘する声が上がりました。また、香港は中国本土への窓口であり、香港での実績作りや人脈づくりが中国本土はじめアジア市場での仕事の幅を広げていく上で非常に重要であるとの指摘がありました。

セミナー後には登壇者を囲んで懇親会が開催され、登壇者と参加者が活発に交流をしました。


◼️セミナー概要

◇ 日   時:2019年8月29日(木) 15:00~17:00(17:00~懇親会)

◇ 会   場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウンデザインハブ内)

◇ 定   員:100名 

◇ 主   催:香港貿易発展局(HKTDC)

◇ 後   援:

独立行政法人 日本貿易振興機構

独立行政法人 中小企業基盤整備機構

公益社団法人 日本ニュービジネス協議会連合会

公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会

公益社団法人 日本サインデザイン協会

公益社団法人 日本建築家協会

公益社団法人 日本建築士会連合会

一般社団法人 日本空間デザイン協会

一般社団法人 日本商環境デザイン協会

一般社団法人 日本建築士事務所協会連合会

一般社団法人 日本インテリアプランナー協会

一般社団法人 日本インテリアコーディネーター協会


◇ 協   力:公益財団法人 日本デザイン振興会


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