2016年度グッドデザイン賞の応募受付を4月6日より開始
日本デザイン振興会は、2016年度グッドデザイン賞の応募受付を4月6日(水)から開始します。本年度は、1957年にグッドデザイン賞の前身である旧通商産業省「グッドデザイン商品選定」事業が開始されてから60周年目となります。前年度に続き、審査委員長に永井一史氏(アートディレクター/クリエイティブディレクターHAKUHODO DESIGN代表取締役社長)を、審査副委員長に柴田文江氏(プロダクトデザイナーDesign Studio S代表)を迎えて実施します。昨年度、グッドデザイン賞に初めて制定した「フォーカス・イシュー」を継承するのをはじめ、デザインの可能性を提示するさまざまな施策を展開することで、デザインへの関心の高まり、デザインの手法や考え方に対する共感をさらに広げていくことをめざしています。
賞の種類とプロモーション
グッドデザイン賞は専門に編成される審査委員会により、一次・二次審査を実施して受賞デザインを決定します。すべての受賞デザインの中で、明日を切り拓く優れたデザインとして高く評価された100件を「グッドデザイン・ベスト100」として、この100件から「グッドデザイン大賞」「グッドデザイン金賞」「グッドデザイン特別賞」の各賞を決定します。
受賞デザインは10月28日(金)から東京ミッドタウンを中心に開催する受賞展「グッドデザインエキシビション2016(G展)」での紹介を行います。また、国内外で開催する展示会や見本市、販売イベントなどでの紹介が随時行われます。さらに、受賞のシンボルである「Gマーク」を使ったPRを行うことができるため、幅広い層に向けた訴求効果が期待できます。
グッドデザイン賞への応募について
応募対象: 2016年9月29日の受賞発表日に公表が可能で、2017年3月31日までに購入・利用が可能な、商品・建築・アプリケーション・ソフトウェア・プロジェクト・サービス・システムなどものごと全般。
応募資格:応募対象の事業主体者、およびデザイン事業者(国内外の法人と個人が相当)
なお、岩手・宮城・福島の各県に事業本拠地を置く応募者については応募費用を免除。
応募方法:グッドデザイン賞ウェブサイトの応募専用ページで必要事項を登録(6月1日(水)登録締切)
グッドデザイン賞ウェブサイト www.g-mark.org
おもなスケジュール
応募受付期間:4月6日(水)~6月1日(水)
受賞発表:9月29日(木)
グッドデザイン大賞など発表:10月28日(金)
受賞展「グッドデザインエキシビション2016(G展)」:10月28日(金)~11月3日(木)
開催概要
主催:公益財団法人日本デザイン振興会
後援:経済産業省/中小企業庁/東京都/日本商工会議所/日本貿易振興機構(JETRO)/国際機関日本アセアンセンター/日本放送協会/日本経済新聞社/読売新聞社
(一部に後援予定を含む)
フォーカス・イシューについて
日本が世界に先がけて向き合う顕著な社会課題や、これから人々のより大きな関心事となって社会を動かすことが予想される、以下の9のテーマです。それぞれのテーマに対してデザインがどのようにかかわり、デザインとしてどのような貢献ができるのかを、「フォーカス・イシュー」を通じて読み解き、デザインから社会に向けた提言として発信します。
- 地球環境と共生
- 都市と社会基盤
- 地域社会とローカリティ
- 技術と情報
- 医療と健康
- 安心と安全
- 教育と学び
- ビジネスモデルと働き方
- 文化と生活様式
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞への推薦受付も4月6日より開始
長年にわたり人々から支持され、今後も定番的なデザインとして存続することが望まれる商品やサービスに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」への推薦受付を、4月6日(水)から開始します。
推薦対象:現在まで生産と販売・提供が続いている商品・サービスで、下記のいずれかの条件を満たすもの
1.グッドデザイン賞を10年以上前に受賞した商品・サービス
2.発売以来10年以上継続的に提供され、社会からの支持を得ている商品・サービス
推薦資格:商品・サービスのユーザー、デザイナー、提供企業など
推薦受付期間:4月6日(水)から6月16日(木)まで
推薦方法:グッドデザイン賞ウェブサイトの推薦フォームから登録
http://www.g-mark.org/guide/2016/guide5.html