日本デザイン振興会は、日本貿易振興機構(ジェトロ)との共催で、10月19日からタイで行われた第36回バンコク国際ギフトフェアに特別出展ブース「JAPAN HOUSE」を展開しました。JAPAN HOUSEはグッドデザイン賞受賞企業を含む日本企業の身の回り用品・生活用品を中心に扱ったブースで、2012年の出展では多くの商談やメディア取材など高い注目を集めることに成功し、このたびの2年連続での出展となりました。
タイは、アセアン諸国の中でも特に好調な経済成長を続けており、日本企業の関心も高い状況が続いています。今回のJAPAN HOUSEにも、昨年の25社から2倍近い46社の参加があり、そのうちグッドデザイン賞受賞企業は19社にのぼりました。
タイでは日本や日本製品に対する関心も非常に高く、特にデザインの優れたものへの購買意欲が強いため、会場へは際立って多くのバイヤーが訪れて賑わいました。グッドデザイン賞受賞製品には特に興味を示すバイヤーが多く見られました。
今回のJAPAN HOUSEも、ブースデザインは昨年に続きRKDSの小関隆一氏が手がけました。和室をイメージさせる白と木目をテーマにしつつ、格子状になった天井から柔らかい光が落ちて連なる、清潔感のある見やすいブースのデザインは好評をもって受け入れられました。
JAPAN HOUSE出展は、ジェトロの「アセアン・キャラバン事業」の一環で、出展企業は一定の参加費用を負担することにより、1年間にアセアン諸国で予定されている中で関心のある見本市や商談会のすべてに出展することができる仕組みとなっています。商談のセットだけでなく、帰国してからのフォローなども組み込まれたきめ細かいプログラムとなっています。

第36回バンコク国際ギフトフェア 「JAPAN HOUSE」

会期:10月19日〜23日
会場:バンコク国際貿易展示場(BITEC)

出展企業:(株)浅井建築設計事務所、アデリア(株)、石川樹脂工業(株)、岩崎工業(株)、(株)STBヒグチ、AGCテクノグラス(株)、カーメイト物流(株)、(株)三栄水栓製作所、シンコハンガー(株)、(株)GMCトイズフィールド、曽根工芸(株)、(株)TIME&GARDEN、東洋佐々木ガラス(株)、(株)トレードワークス、日進木工(株)、プラス(株)、三菱レイヨン・クリンスイ(株)、モルザ(株)、山本光学(株)
(全出展46社のうち、グッドデザイン賞受賞の19社)