[Report] 秋田のデザイン拠点「あきた産業デザイン支援センター」がスタート
去る5月10日、秋田県秋田市にて「Akita Design Action ウォームアップセミナー」が開催された。これは秋田県が昨年より開設した「あきた産業デザイン支援センター」が主催し、今年度の活動のキックオフイベントとして開催されたもので、県内の伝統産業、木工などの製造業を中心に50名以上が参加した。
「あきた産業デザイン支援センター」は、伝統的工芸品等の産地関係者・事業者へのデザイン導入、デザイン・商品開発力の向上、マーケティング戦略の強化などを図るため昨年4月に秋田県が開設したもので、県内唯一の美術・デザイン系大学である秋田公立美術工芸短期大学内に拠点を置いている。秋田に公的なデザイン機関が設置されるのは、1998年に県工業技術センターのデザイン部門が廃止となってから13年ぶりのことだ。
センター長の五十嵐潤氏(秋田公立美術工芸短期大学 教授)は「秋田は戦後のデザインフロンティアだった。デザイナーの剣持勇や柳宗理らは曲木の美しさに魅かれ、秋田の職人達と名作を作った時代もある。秋田県には豊かな木材資源があり、まだまだ魅力的な新しい商品を開発していく可能性がある。いま再びフロンティアとして産地の未来を拓いていく時代となった」と語る。
世界に誇る美しい素材と巧みな技術を持つ秋田でしかできない産業が、デザインの力で更に豊かに発展することを期待したい。
「あきた産業デザイン支援センター」センター長 五十嵐潤氏による講演「秋田県のものづくりとデザイン これまでとこれから」
昨年度のグッドデザイン賞受賞者である 藤木伝四郎商店(樺細工)
藤木浩一氏、
ワークス・ギルド・ジャパン(木製玩具)
のデザインを担当した大野英憲氏による講演とトークセッションもおこなわれた。
会場内には秋田県産の主要なグッドデザイン賞受賞商品が展示された。秋田木工株式会社による 曲木の椅子
は、1963年当時、木工家具としては史上初のグッドデザイン賞受賞商品だった。
あきた産業デザイン支援センター
http://idsc-akita.net/
執筆/鈴木紗栄(JDP)
「あきた産業デザイン支援センター」は、伝統的工芸品等の産地関係者・事業者へのデザイン導入、デザイン・商品開発力の向上、マーケティング戦略の強化などを図るため昨年4月に秋田県が開設したもので、県内唯一の美術・デザイン系大学である秋田公立美術工芸短期大学内に拠点を置いている。秋田に公的なデザイン機関が設置されるのは、1998年に県工業技術センターのデザイン部門が廃止となってから13年ぶりのことだ。
センター長の五十嵐潤氏(秋田公立美術工芸短期大学 教授)は「秋田は戦後のデザインフロンティアだった。デザイナーの剣持勇や柳宗理らは曲木の美しさに魅かれ、秋田の職人達と名作を作った時代もある。秋田県には豊かな木材資源があり、まだまだ魅力的な新しい商品を開発していく可能性がある。いま再びフロンティアとして産地の未来を拓いていく時代となった」と語る。
世界に誇る美しい素材と巧みな技術を持つ秋田でしかできない産業が、デザインの力で更に豊かに発展することを期待したい。
「あきた産業デザイン支援センター」センター長 五十嵐潤氏による講演「秋田県のものづくりとデザイン これまでとこれから」
昨年度のグッドデザイン賞受賞者である 藤木伝四郎商店(樺細工)
会場内には秋田県産の主要なグッドデザイン賞受賞商品が展示された。秋田木工株式会社による 曲木の椅子
http://idsc-akita.net/
執筆/鈴木紗栄(JDP)






