神戸市・名古屋市でIFIインテリア宣言承認式を開催
国際的なインテリアデザイナーの連合団体であるIFI(International Federation of Interior Architects/Designers = 国際インテリアデザイナー団体協議会)は、インテリアデザインに関連する研究・調査、世界のデザイン教育に関する情報収集や交換などを行い、発展的な提案のためのグローバル・プラットフォームとして様々な活動を行っています。日本では、日本インテリアデザイナー協会(JID)、日本デザイン振興会(JDP)および株式会社国際デザインセンター(IdcN)が加盟しています。
去る7月11日から16日まで、IFIの理事会が日本各地で行われましたが、これに合わせて7月14日に神戸市、7月16日に名古屋市においてIFIの提唱する「IFI インテリア宣言」の署名承認式が行われました。
IFIインテリアデザイン宣言は、2011年2月にニューヨーク市で行われたIFI Design Frontiers:The Interiors Entity GLobal Symposiumにおいて採択され、日常生活における空間デザインの重要性を喚起し、インテリアデザインが目指すべきもの、インテリアデザイナーの持つべき自覚と責任などを高らかにうたっています。これまでに世界中のインテリアデザインのリーダー達をはじめ、ナイジェリア、台湾の台北市、ニューヨーク市などの行政の首長からの承認の署名を集めてきました。神戸市と名古屋市は、ともにユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市に認定されており、今回のインテリア宣言承認となりました。
神戸市では矢田立郎市長が、名古屋市では河村たかし市長が、それぞれIFI理事長のMs Shashi Caanとともに承認式に出席し、デザイン都市としてインテリアデザインへの意識を更に強くしていくことが確認されました。
IFIインテリア宣言について
http://www.ifiworld.org/#Homepage