タイ王国商務省 貿易振興局(DITP)主催デザインエクセレンス賞(DE賞)の応募開始に合わせ、キックオフ・イベントが3月9日（木）、バンコク郊外のIMPACT見本市会場にて開催されました。同イベントは毎年、国際家具見本市である「TIFF 2017 - THAILAND INTERNATIONAL FURNITURE FAIR 2017」に合わせて同会場で実施されています。

本年度のDE賞は3月9日から4月30日まで応募受付が行われ、「ライフスタイル」「ファッション」「家具」「インダストリアルデザイン」「パッケージデザイン」「グラフィックデザイン」の6部門で募集を行います。タイ人デザイナーが手がけた製品、もしくはタイ企業が手がけた製品が応募条件となります。受賞すると、タイ政府の支援により、「グッドデザイン賞受賞展」をはじめとした様々な国際見本市への出展をすることが可能になるため、タイのデザインを国際的に普及するためのベンチマークとなっています。

日本デザイン振興会は、2008年からDITPとの連携協力協定を締結し、タイにおける総合的なデザイン賞の設立を支援しており、その相互連携関係から、DE賞審査会とグッドデザイン賞審査会では、審査委員の相互派遣を行っています。今回は2017年度DE賞審査委員をお願いする予定の手槌りか氏によるデザインセミナーも同イベントにて開催されました。