デザイナーはすべて「人のために」 【JDP評議員・稲葉賀惠】
新しく公益財団法人としてスタートを切った、日本デザイン振興会。新しい発足にあたり、当会の評議員・理事を務める方々に、就任にあたってメッセージを頂きました。これからのデザインができること、そして、デザイン振興会に対する期待や想いなどを自由に語って頂きました。順にご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
日本デザイン振興会 評議員・理事インタビュー[9]
評議員・稲葉賀惠
最近「デザイン」という言葉がひとり歩きしている気がしてなりません。デザイナーの個人的な思いが強く出すぎているものをよく見かけますが、感情的な表現はアートであり、デザインとは言えないと思います。
デザインに必要なのは、使い手とつくり手のコミュニケーションバランスです。
生活にとって本当に必要なものを、素材・製法・コストなどの諸条件を検討し、まとめあげ、使い勝手のよい美しいものを消費者に提供するのがデザイナーの仕事です。つまり、よい生活や、ひいては、よい社会をつくっていくお手伝いが本来の役割ではないでしょうか。そのためにデザイナーが最も大切にすべき考え方は「人のために」という姿勢だと思います。
デザインに必要なのは、使い手とつくり手のコミュニケーションバランスです。
生活にとって本当に必要なものを、素材・製法・コストなどの諸条件を検討し、まとめあげ、使い勝手のよい美しいものを消費者に提供するのがデザイナーの仕事です。つまり、よい生活や、ひいては、よい社会をつくっていくお手伝いが本来の役割ではないでしょうか。そのためにデザイナーが最も大切にすべき考え方は「人のために」という姿勢だと思います。
稲葉賀惠(いなばよしえ)
服飾デザイナー、公益財団法人日本デザイン振興会評議員。






