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【Report】“自分ごと”で地元を元気に! − 「ちくご元気計画」講師ミーティングレポート

6月17日、久留米リサーチパークで行われた「ちくご元気計画」の講師ミーティングに参加してきました。


「ちくご元気計画」は、厚生労働省の雇用創出事業。事業を実施する福岡県が「筑後地域雇用創造協議会」を発足し、プロジェクトを実施しています。
「商売繁盛による雇用創出」をテーマに、地元の方々による、自然や技術、智恵など、地元にある資産を活かした事業をプロデュースしていく、というものです。起業や事業化を目指す地元住民グループを募集、それぞれ事業化を目標とした「研究会」をスタートさせ、協議会スタッフが「推進員」として各研究会を推進しています。


ここに、研究会の内容に応じて、デザイナー、建築家、ITディレクター、フードコーディネーター等が研究会の各段階でファシリテーター(講師)として参加し、研究会を導く、という方法でプロジェクトが実施されています。現在、最終年である3年目を迎えた「ちくご元気計画」ですが、毎年約50プロジェクトが立ち上がり、お断りすることもあることもあるという人気プロジェクト。現在進行中の研究会は82。ある程度ゴールが見えたり、自立し事業化へと進んでいくプロジェクトはどんどん「卒業」していきます。


今回は、講師をつとめるgaku designの高須さんからのお誘いで、このプロジェクトの「講師ミーティング」にお邪魔させていただき、当会常務理事の青木史郎から、これまでの日本の地域でのデザイン振興と、グッドデザイン賞を活用した地域のデザインのプロモーションについて、お話しさせて頂きました。


講師ミーティングでは、推進員のみなさんがそれぞれの研究会の進捗状況を発表、それぞれのプロジェクトに関わる講師と、テーマを横断しつつ活発な意見交換が行われていました。
このプロジェクトでは、デザイナーはいわゆる「デザイナー」としてではなく、プロジェクトのファシリテーター、あるいは多少経営コンサルティングにまで踏み込んだ役割を求められます。それだけに、立ち回りの難しさや、どうそれぞれの研究会を引っ張っていくか、着地点をどこに設定するかなど、研究会によってさまざまな課題があるようでした。


チーフプロデューサーである株式会社ブンボの江副直樹氏、筑後地域雇用創造協議会の田代千峰美氏のお話によると、「地域に事業をつくり商売繁盛をめざす」のはもちろん、事業のプロデュースやディレクションができる人材を育てる、行政の地域振興策のモデルをつくる、ということもめざしているとのこと。


実際に皆さんにお話を聞いていると、政府の補助金を活用したプロジェクトではありますが、プロジェクトのためのプロジェクトでなく、研究会に参加する住民の皆さん、講師、推進員、それぞれ関与する全ての方々が「自分の仕事」として関わり、取り組まれていることがよく伝わってきました。
なおかつ、事務局のかたに至るまで全ての方が、「ちくご元気計画」に「楽しく」関わられていることが、このプロジェクトを推進する一番の活力になっているのではないか、と、とても盛り上がった二次会、三次会の場を通じてもひしひしと感じました。


10月初旬には東京でもイベントを開催されるそうなので、引き続きレポートしていきたいと思います。




ちくご元気計画
http://kyushu-chikugo.net/

ちくご元気計画 推進員ブログ
http://kyushu-chikugo.net/blog/




記事/川口真沙美(JDP)


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