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日常の家事を「ハレ」にする新ブランドの登場

キョーワナスタ株式会社はこの6月、“楽しいSENTAKU LIFE”を提案する新ブランド「nasta(ナスタ)」を発表した。郵便受や物干金物、換気システムなど建築金物の開発や製造販売で数多くの実績を持つ同社による、生活者に向けたブランドの新展開だ。

本ブランドの立ち上げに際して、トータルディレクションを担当したのは、MTDO inc.(エムテド)のアートディレクター/デザイナーの田子學さんだ。発表当初で約20種ある商品のプロダクトデザインをはじめ、ブランドデザイン、コンセプトデザイン、各種グラフィックの制作やウェブサイトに至るまで、トータルで世界観をつくり上げた。

ブランド名「nasta」は企業名の一部を用いながら、ブランドコンセプトを象徴する言葉ともなっている。「『nasta』はスウェーデン語で「明日へ」という意味です。洗濯するという行為を、一日をリセットする「明日への行為」と捉えて名づけました。古くから、日本語には『ハレとケ(非日常と日常)』という言葉があります。洗濯などの家事は毎日おこなうのでつい日常のことに捉えられがちですが、洗濯は“リセットする行為”なのですから、本当は『ハレ』の舞台であってほしい。家事をする人の気持ちを『ハレ』に、そしてハッピーにしたい、という願いが込められています」(田子さん)。

洗濯という行為に直接関わるツールだけではなく、その周辺にあるアイテムまで含めて商品展開をしているのも同ブランドの特徴のひとつ。必需品である洗濯バサミから物干竿にいたるまできめ細やかな商品群を網羅しつつ、フレグランスオイルやランドリーバッグ、タオルなどにまで展開が及ぶ。

「nastaはハードウェアブランドでなく、メンタルケアのブランドだと考えています。リネンウォーターやフレグランスまでラインナップとして考え、洗濯に関わる時や場を楽しむ商品づくりをしています。その一例として、nastaではオリジナルの音楽も制作しています。女性がリラックスしたときの心拍数に近いテンポ60bpmで構成し、展示会場などプレゼンテーションの場などで使用しています。今後も、生活をトータルコーディネートするブランドとして展開していきます」(田子さん)。

商品は7月からオフィシャルウェブサイトで販売を開始し、順次全国のライフスタイルショップや通販雑誌を通じての販売も決定している。現在はウェブサイトで先行予約を受付中。ちょうど梅雨が明けた頃の晴れやかな空のもとでの登場となりそうだ。







インテリアライフスタイル展でのブースの模様。


product design concept

“楽しいSENTAKU LIFE”

人生はちょっとしたことで楽しくできる。
もしかしたら、退屈に思えた時間だって変えられるはず。
そんな思いからnastaのプロジェクトは始まりました。

「ハレのある洗濯をしたい」

ハレというのは心おどるような“非日常”を表す言葉。
洗濯はルーティーンになりがちな家事のひとつ。
つまりそれは、ありふれた”日常”だったのかもしれません。

でも
青空にたなびく真っ白なシャツ、
その風にただよう、やわらかな石けんの香り、
お日様の香りのするタオル。
洗濯とは、高揚感あふれるセレモニーでもあるのです。

だからこそ、洗濯をハレのひとときにしたい。

すぐに捨ててしまう“消耗品”ではなく、
ただ美しさだけを追い求めた“作品”でもなく、
生活のパートナーとして永く使ってもらえる“デザイン”を。
きっと人生を明るくしてくれるはず。

nastaとは、スウェーデンで明日という意味。
未来に向かって、nastaとともにハレのある人生を。




田子 學(たごまなぶ)
株式会社エムテド代表取締役、アートディレクター/デザイナー。東京造形大学卒業後、東芝 デザインセンター、リアル・フリートでの勤務を経て2008年エムテド設立。法政大学デザイン工学部非常勤講師。2010年から日本デザイン振興会「グッドデザイン賞」審査委員。





nasta
http://www.nasta-project.jp/

株式会社キョーワナスタ
http://www.nasta.co.jp/

株式会社エムテド
http://mtdo-ch.com/


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