TOKYO WOOD LIFE 2040 - 山と木の映画祭 -
5月9日(土)・10日(日) /入場及び観覧無料
「TOKYO WOOD LIFE 2040 山と木と東京」では、全国の山林や林業、木造建築など、山や木と関わる仕事と暮らしをテーマにした11本の映画を、5月9日(土)、10日(日)の2日間にわたって上映する「山と木の映画祭」を開催します。ドキュメンタリーを中心に、過去から現代まで、林業家、熊と対峙する村、代々山に暮らす人々、森に初めて触れる高校生、木を生かす宮大工など、さまざまな立場の目線から山と木を捉え、そして語られる映像は必見です。
監督や関係者を招いたディレクターズトークを1日2回開催。本展ディレクターが聞き手となり、企画の意図や撮影の背景を伺います。
「TOKYO WOOD LIFE 2040 山と木の映画祭」
会期:2026年5月 9日(土)・10日(日) 11:00-19:30
会場:東京国際フォーラム Dブロック 1F ホールD1
定員:約140名 (各回入替制/事前予約優先) 入場・観覧|無料
予約はこちらから:https://twl26-filmfes.peatix.com
| 5/9(土) | |
| 11:10-11:40 | 「FOREST TRAIL」(2025|30min.) |
| 監督:中村祐太 出演:足立成亮、吉田凱 | |
| 森の景観や機能を保全しながら林業を営む木こりが居る。その鍵を握るのは幅 2.5m 程の道だ。森や林業が少しずつ注目されるようになった今、改めて森の資源や森の可能性を正しく伝えていく必要がある。森とはどういう場所か、林業とは何なのか。「Forest Trail」 は、足立成亮氏と吉田凱氏の林業を追ったショートドキュメンタリーフィルムである。*上映後にディレクタートークあり | |
| 12:45-13:45 | 「里馬の森からー映像で伝える森を活かす古くて新しい技術・馬搬」(2016|60min.) |
| 監督・プロデューサー:尾立愛子 エグゼクティブ・プロデューサー:小泉修吉 | |
| 助成:三井物産環境基金 製作:グリーンイメージ国際環境映像祭実行委員会 | |
| 現在わずかに残る、昔ながらの人と馬との暮らしや文化を、1年にわたって記録したドキュメンタリー。今や日本では、人と馬が暮らす姿はほとんど見ることはできない。山から木を馬と共に搬出する“馬搬”を行う職人は、東北地方では岩手県の74歳の職人とその弟子38歳の2人だけとなった。日本在来馬産地の木曽は、先祖代々馬とひとつ屋根の下で暮らしてきた家が数多くあったが、今は高齢化や過疎で馬を手放さざるを得ない。里山で人ともに働く馬の未来は? | |
| 14:15-15:19 | 「金山の道、百年の光。」(2025|30min.) |
| 監督:杉浦穂奈実 | |
| もうすぐ100周年を迎える金山町。夏の始まり。微かな鈴の音とともに金山町に伝わる伝説の生き物「竜馬(りゅうば)」を見た中学生。他県から移り住み林業を愛する青年。ニラ農家を営みながら金山の変化を見守ってきた夫婦を軸に、町民の日常と美しい街並みや自然、歴史にドキュメンタリー要素を織り交ぜた神秘的なストーリーです。延べ185名の町民の皆さんからご出演いただいた町民参加型ショートフィルに、シンガーソングライターの北村蕗さんが書き下ろした楽曲「りゅう」「つもれつもれ」が彩りをそえます。 | |
| 「しらず」(2025|14min.) | |
| 監督:上野千蔵 | |
| 出演:小川未祐・大橋幸恵・納葉・長谷川七虹・倉田彩音・松井香乃・田辺未佳・山﨑龍吾 | |
| 岩手県遠野市を舞台に「馬搬(ばはん)」という、馬で山から木を運び出す昔ながらの林業のドキュメンタリーと、「遠野物語」をモチーフにしたフィクションを掛け合わせた作品です。母の言葉と都会の価値観に息苦しさを感じていた女性が、遠野の美しい自然の中で、失われていく伝統と馬に触れることで、“ひとつじゃない自分”を見つめ直す物語です。 | |
| 「Forest architect - 森の未来を描く人 - 」(2025|19min.) | |
| 監督:井口春海 出演:株式会社グリーンエルム 代表 西野文貴 | |
| 「森を設計する」̶̶ それは未来を描くこと。東日本大震災や能登地震を経て見えてきた、本物の森をつくる大切さと、難しさ。鎮守の森の知恵を生かし、生態系が循環する森をつくりたい̶̶現地に足を運び、実験と検証を繰り返しながら、自然と人が共存できる未来を描く、森の設計士の奮闘を追った短編ドキュメンタリー。 | |
| 15:45-17:45 | 「あの山を残そう子どもたちのために 奇跡の照葉樹林、宮崎・綾の森」(2002|120min.) |
| 制作:鳥山敏子+フィオーナ | |
| 綾の照葉樹林を身体をはって守りぬいた前町長郷田實氏。その意思を受け継ぎ、自然と命の豊かさを主張する人たち。だが、その前には幾多の困難がたちはだかる。見るものに感動を与え、行動を促す貴重な映像の記録である。 | |
| 18:30-19:36 | 「飫肥杉の一生」(1967|66min.) |
| 制作:川越光明 | |
| 宮崎県南部に広がる飫肥林業の歴史と、飫肥杉の育成から伐採、活用に至るまでの過程を記録した小型映画。江戸時代に確立された植林制度や、造船材として発展した弁甲材の生産など、地域に根ざした林業の営みを通して、木と人との関わりを描く。長い年月をかけて育まれる森林資源と、それを支えてきた人々の知恵と技術に光を当て、飫肥杉が持つ価値と可能性を伝える記録作品。 *上映前にディレクタートークあり | |
| 5/10(日) | |
| 11:10-12:25 | 「劇場版 クマと民主主義」(2025|74min.) |
| 監督:幾島奈央(北海道放送「クマここ」「Sitakke」編集長) | |
| クマと人の課題。その背景に見えてきたのは、人と人の課題だった。夕食後、外でガラスが割れる音が響いた。窓を覗くと、黒い影が見えた。ヒグマだ。「家に入ってくるかもしれない…」そんな恐怖の夜が、2か月も続いた。やっと解決したかに思えたとき、今度は住民が頼ってきたハンターたちの姿が突然消えた。クマの被害、ハンターの制約、政治の不透明さ。7年前、北海道の小さな村が直面した課題は、今や全国に広がっている。村が歩んできた道のりに、クマ対策のヒントがあった。 *上映後にディレクタートークあり | |
| 13:30-14:00 | 「林こずえの業」(2016|30min.) |
| 監督:蔦 哲一朗 出演:竹橋英里・高尾 始・西 正人 | |
| 製作:徳島県/徳島県林業飛躍基金西部地域部会 | |
| 新米林業作業員である林こずえの1日が今日も始まる。徳島県の山間部を舞台に、重機を駆使した近代林業の現場で働く人々の日常をドキュメンタリーとフィクションを織り交ぜながら描かれる摩訶不思議な林業推進映画。自然を讃えるとともに、山と共に生きる人々への敬意を込めた人間讃歌的作品。35ミリフィルムで撮影された美しい山々の風景が観るものの心をゆっくりと癒やしていく。 | |
| 14:30-15:58 | 「鬼に訊け 宮大工西岡常一の遺言」(2011/88min.) |
| 監督:山崎佑次 ナレーター:石橋蓮司 | |
| 出演:西岡常一・西岡太郎・石井浩司・速水浩・安田暎胤(薬師寺長老) | |
| 製作:(c)『鬼に訊け』製作委員会 | |
| 「千年の檜には千年のいのちがあります。建てるからには建物のいのちを第一に考えなければならんわけです。風雪に耐えて立つ―それが建築の本来の姿やないですか。木は大自然が育てたいのちです。千年も千五百年も山で生き続けてきた、そのいのちを建物に生かす。それがわたしら宮大工の務めです」と西岡は言う。木は鉄を凌駕する、速さと量だけを競う模倣だけの技術とは根本的に異なる日本人のいにしえの叡智、そして自然への洞察、千年先へいのちを繋いでゆくという途方もない時間への執念が、所縁ある人々へのインタビューから浮かび上がってくる…。西岡の「永遠なるものへの想い」、「木との対話」を記録した本作は、我々が顧みることのなくなった根源的な日本人の有り方に再び目を向け、心の復興を願う「祈り」のドキュメンタリー映画だ。 | |
| 16:30-18:40 | 「森聞き」(2011/125min.) |
| 監督: 柴田昌平(『ひめゆり』) プロデューサー: 大兼久由美、小泉修吉 | |
| 製作・配給: プロダクション・エイシア 助成:文化芸術振興費補助金 | |
| 自然は多くを語る―― それを聞き分ける力を持つ者の言葉は深い。木こり、焼き畑、茅葺き、杉の種採り・・・。自然の恵みを活かし生業(なりわい)としてきた「森の名人」たちだ。一方、便利な物に囲まれて不自由なく育ったはずの10代の若者たちは、漠然とした不安を抱え未来に確かなものを感じられずにいる。そんな高校生が山の生活の名人を訪ね、人生や技を「聞き書き」する試みが行われてきた。飛び立つ前の雛のような若者に接し、名人たちは人生をとうとうと語りだす。この映画は、名人を訪ねる高校生を追って4組の世代を超えた交流を見つめた。自らの体を駆使し、地に足着けて生きてきた「森の名人」たちは、私たちにほのかな光を灯してくれるだろう。 *上映後にディレクタートークあり |
予約は日毎・映画ごとの入退場は自由になります。https://twl26-filmfes.peatix.com
「山と木と東京 TOKYO WOOD LIFE 2040」
会期:2026年5月1日(金) - 5月31日(日)
- 第1会場 「都市木造スタジオ2026」 GOOD DESIGN Marunouchi (千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
- 第2会場 「東京ウッドラボ」 新東京ビル 1Fロビー(千代田区丸の内3-3-1)
- 第3会場 「有楽町モクイチ」 東京国際フォーラム ロビーギャラリー (千代田区丸の内3-5-1)
- 第4会場 「山と木の映画祭」
- フォーラム 「山と木と東京フォーラム」 コンファレンススクエア M+ サクセス(千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル1F)
- クロージングフォーラム 「山と木と東京の未来を語ろう」 3×3Lab Future(千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1F)
- 会期中随時 エクスカーション & スタンプラリー
ディレクター:
井上岳一(株式会社日本総合研究所 創発戦略センター チーフスペシャリスト/武蔵野美術大学 客員研究員
内海彩(株式会社内海彩・長谷川龍友建築設計事務所 代表取締役/NPO法人team Timberize理事)
腰原幹雄(東京大学生産技術研究所教授/NPO法人team Timberize理事)
若杉浩一(武蔵野美術大学 教授/ソーシャルクリエイティブ研究所所長)
デザイナー:DO.DO. 原田圭(空間)/パワープレイス株式会社 下妻賢司(グラフィック)
主催:公益財団法人日本デザイン振興会 特別協賛:三菱地所株式会社
協賛:鹿島建設株式会社/清水建設株式会社/株式会社竹中工務店/戸田建設株式会社/株式会社日建設計/株式会社日本設計/株式会社ブルースタジオ/株式会社三菱地所設計
後援:国土交通省/林野庁/東京都/一般社団法人東京建築士会
協力:NPO法人 team Timberize/日本全国スギダラケ倶楽部






