【リエゾンセンター・イベントレポート 2025年11月14日】JIDA医・工・デザイン連携研究部会トークイベント 「医療課題と伝えることの難しさ」
JIDA医・工・デザイン連携研究部会トークイベント
「医療課題と伝えることの難しさ」
日時:2025年11月14日(金)13:00〜18:30
プログラム概要
・オープニング・趣旨説明(安原七重/JIDA医・工・デザイン連携研究部会)
・トーク① 医療従事者の立場から:伝わらない現場の実感と限界(松月正樹/三重大学医学部附属病院)
・トーク② 医療情報システム開発者の視点:電子カルテ開発後の課題と苦悩(宇野裕/日本電気 バイオメトリクス研究所)
・トーク③ デザイン研究者の視点:患者説明支援ツールの設計と導入事例(渡邊敏之/東京理科大学)
・トーク④ UI/UXデザイナーの実践:現場と設計の“翻訳”に挑む(村木朋子/株式会社ジャイロ)
・参加者グループディスカッション&発表
・パネルディスカッション(登壇者全員)
・ネットワーキング
当日のレポート
4名の専門家によるトークでは、医療現場、システム開発、デザイン研究、医療機器UI/UXという異なる立場から、日々直面する「伝わらない」構造と課題が語られました。各セッションでは参加者から多くの質問が寄せられ、テーマへの関心の高さがうかがえました。
グループディスカッションでは、5名ずつ7グループに分かれ、配布資料のキーワードをもとに「伝わらなかった経験」を出し合い、深掘りした上で一つの解決策を導出し、各チームが3分で発表しました。異なる会社・職種のメンバーによる編成で、最初は緊張が見られたチームもありましたが、終盤にはマイクの声が聞こえないほど議論が盛り上がりました。
パネルディスカッションでは、グループで挙がった「コミュニケーションの重要性」「対面の価値」「トライ&エラーの余白」「AIへの伝達」などのテーマを踏まえ、登壇者がそれぞれの観点から考察を深めました。医療機器開発におけるチームづくり、心理的安全性、人として大切にすべき姿勢など、話題は多岐にわたりました。
最後のネットワーキングでは軽食を囲みながら参加者同士が交流し、ディスカッションで生まれた関係性がそのまま会話の広がりにつながっていました。
アンケートでは
「異業種の話が直接聞けて新鮮だった」
「多職種ディスカッションが非常に有意義」
「ぜひ継続開催を」
といった声が多数寄せられています。
今後も、医療・開発・デザインの橋渡しとなる活動を継続的に進めていきたいと考えています。
日時:2025年11月14日(金)13:00〜18:30
場所:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京都港区赤坂9丁目7-1 東京ミッドタウン内)
講師:
三重大学医学部附属病院 臨床工学部 松月 正樹
日本電気株式会社 バイオメトリクス研究所 宇野 裕
東京理科大学 先進工学部機能デザイン工学科 教授 渡邊 敏之
株式会社ジャイロ 係長 / ディレクター/デザイナー 村木 朋子
モデレーター:JIDA正会員 / 医・工・デザイン連携研究部会 部会長 安原七重
主催:公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会 プロフェッション委員会医・工・デザイン連携研究部会
協力:公益財団法人日本デザイン振興会
参加料(税込):JIDA会員 3,300円 / 一般 4,400円 / 学生会員 1,100円 / 一般学生 2,200円






