イベント名:#つなげプロジェクトオレンジ 骨髄バンクトークイベント2024 ~若者がつなぐ大きな輪~
開催日時:2024年12月8日(日)
会場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
開催主体:公益財団法人日本骨髄バンク/#つなげプロジェクトオレンジ 実行委員会
公益財団法人日本骨髄バンク(以下、骨髄バンク)は、白血病などの血液疾患により「骨髄移植」などを必要としている患者さんのため、「ドナー登録すること」「ドナーが提供のために会社を休んだりすること」がもっと当たり前に、もっと応援される社会をめざすソーシャルデザインの取り組み「#つなげプロジェクトオレンジ」を2023年9月に開始しました。
2年目の本年は、さらなる応援の絆を作っていくことを目的に、第2回トークイベント「若者がつなぐ大きな輪」を、インターナショナル・デザイン・リエゾンセンターで開催しました。骨髄バンクの普及啓発に取り組んでいる学生や若者がそれぞれの活動を紹介し、大人がどんなサポートをできるのかを話し合うことで、新たなアイディアやつながりが生まれました。
①「若者にできること、したいこと。」
骨髄バンクには、医療現場から求められる若い世代のドナーの不足、さらに若い世代の認知度が低いという課題があります。同世代への情報発信やドナー登録推進のために活動する骨髄バンクのユースアンバサダーや、慶應義塾大学SFC秋山美紀研究室の骨髄バンク啓発学生団体「つなぐ」、島根県立大学の献血サークル「あかえんぴつくん」、 広島国際大学の骨髄バンクを支援する会「しずく」が活動の様子を報告しました。
さらに、作品づくりを通して骨髄バンク支援を続けるBLEA学園、品川女子学院「作画部」、骨髄バンク支援ミュージカルを上演し続けている滋慶学園COMグループの大阪スクールオブミュージック専門学校の活動も紹介しました。
②「大人には何ができるのか」
トークセッションでは、READYFOR株式会社執行役員の小谷菜美氏、ラジオパーソナリティの白﨑亜紀子氏、写真家の幡野広志氏が、それぞれの骨髄バンクとの関わりと社会貢献活動について語りました。若者たちの活動報告を受け、既に幅広いネットワークを持つ社会人として協力できることについて意見を交わし、新たなアイディアも生まれました。
他にもプロラグビー選手の木村貴大氏、ダンスボーカルグループ「MADKID」のメンバーSHIN氏、映画プロデューサーの堀ともこ氏らに、各界での活動報告や応援メッセージをいただき、温かく大きな輪がつながっていきました。