会場デザインプロデューサー藤本壮介氏と博覧会協会が考える、大阪・関西万博とサーキュラーエコノミー vol.2 〜大屋根リングの再活用〜
いよいよ来年4月13日から開催する、大阪・関西万博。開催に際する、物品・サービスの調達において、「持続可能性に配慮した調達コード」を策定し、「博覧会協会は、会期前の計画段階、会期中、会期後にわたる調達プロセスにおいても、脱炭素社会の構築や循環型社会の形成、自然との共生や快適な環境の確保に取り組む。」と宣言しています。
第一回イベントでは、万博会場内に設置する施設を設計された三井嶺氏、溝端友輔氏、斎藤信吾氏と施設・設備・什器類のリユースについて議論をしました。
第二回となる本イベントでは、大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介氏と、永見靖氏(博覧会協会 企画局 持続可能性部 部長)、齋藤精一氏(大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター)をお迎えして、藤本氏が監修された大屋根リングの建材等の再活用に関する具体的なアクションを議論する予定です。
日時:2024年12月9日(月)19:00-20:40(受付開始予定18:45)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ内 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
登壇者(敬称略):
藤本壮介 藤本壮介建築設計事務所 主宰
永見靖 日本国際博覧会協会 企画局 持続可能性部 部長
齋藤精一 Panoramatiks 主宰/2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター
参加費:無料
共催:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、公益財団法人日本デザイン振興会
企画・プロデュース:齋藤精一、佐々木実、森友紀(Panoramatiks)
協力:Peatix Japan株式会社
*オンライン配信はいたしませんが、後日「EXPO PLL Talk」にてアーカイブを配信する予定です。
●参加申込みはこちらです
画像提供:2025年日本国際博覧会協会
画像提供:2025年日本国際博覧会協会
参考情報:
■持続可能性に配慮した調達コード
■リユースマッチングサイト「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」サービス開始
■会場デザインプロデューサ紹介
■2025年日本国際博覧会会場のシンボル「大屋根リング」がひとつにつながりました
プロフィール(敬称略):
藤本壮介 藤本壮介建築設計事務所 主宰
(c) David Vintiner
1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。国内では、2025年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーに就任。2024年には「(仮称)国際センター駅北地区複合施設基本設計業務委託」受注候補者に特定。
主な作品に、ブダペストのHouse of Music (2021年)、マルホンまきあーとテラス 石巻市複合文化施設(2021年)、白井屋ホテル(2020年)、L’ArbreBlanc (2019年)、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013(2013年)、House NA (2011年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館 (2010年)、House N (2008年) 等がある。
オフィシャルサイト
永見靖 日本国際博覧会協会 企画局 持続可能性部 部長
上智大学卒業後1996年に環境庁(当時)入庁、ドイツへの留学、資源エネルギー庁への出向(再生可能エネルギー担当)等を経て、環境省環境教育推進室長、四国経済産業局総務企画部長を歴任。2022年1月より現職。
齋藤精一 Panoramatiks 主宰/2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター/2024年度グッドデザイン賞審査委員
1975年神奈川県伊勢原市生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学ぶ。2006年に株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。社内アーキテクチャ部門を率いた後、2020年に「CREATIVE ACTION」をテーマに、行政や企業、個人を繋ぎ、地域デザイン、観光、DXなど分野横断的に携わりながら課題解決に向けて企画から実装まで手がける「パノラマティクス」を結成。2023年よりグッドデザイン賞審査委員長。2023年D&AD賞デジタルデザイン部門審査部門長。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。
*第1回の模様
*第2回の模様