JDPの公益事業:寄附講座を通じたデザイン関連人材の育成
日本デザイン振興会はデザインの啓発と理解の促進に貢献するプログラムを通じて、デザインへのリテラシーを備えた人材の育成を推進しています。
その一環として現在、立教大学院ビジネスデザイン研究科で寄附講座「デザイン経営」を開講しています。
これは大学院博士課程1-2年生を対象とするMBAプログラムで、『デザインの視点と手法を活用した人間尊重の経営』をテーマに、当会職員及び外部企業等の講師を招いた講座を全14回で実施しています。
7月5日には、富士フイルム株式会社におけるデザインの経営活用実践をテーマに、同社デザインセンター「CLAYスタジオ」での講義が実施されました。富士フイルムの経営方針に基づいたデザインの運用パターンとその一成果としての「CLAYスタジオ」に関する講義とともに、実際のスタジオの見学も行われ、デザインの経営資源化における環境整備の意義について理解を深める機会となりました。
なお日本デザイン振興会では、当会の有するリソースを活用した寄附講座開設への公募を通年で受け付けています。関心がある方はお気軽にお問い合わせください。