世界デザイン会議東京2023 ティザーサイトオープン
2023年10月27日(金)から29日(日)まで開催される、世界デザイン会議東京2023の公式ウェブサイトを開設しました。
当会の加盟するデザインの国際団体World Design Organization(WDO)が隔年で開催している世界デザイン会議は、世界中のWDO加盟メンバーおよび関係者が結集し、デザイン教育やデザインと社会課題との関係、将来への展望などを協議する国際的な場です。研究・教育フォーラム(Research & Design Education Forum)、デザイン会議(Design Conference)、WDO加盟メンバーによる総会(WDO General Assembly)からなる3日間のイベントで、2023年は東京での開催が決定しています。2022年2月に開催された前回会議(開催都市:中国)はオンライン開催であったため、今回は2019年以来初めて対面形式での開催となります。
開催に先立ち、WDO理事長のDavid Kusuma氏は、「国際的な組織として、特に東京のようなデザイン主導の都市で、再び国際的なコミュニティが一堂に会することを楽しみにしています。新たなつながりとコラボレーションを通じて、デザインが国境やあらゆる境界を越えて新たな道を切り開くための魅力的な対話を促進したいと考えています。」とコメントしています。
また、世界デザイン会議東京2023実行委員長の田中一雄氏は、「デザインは、これからの未来を考えるために、まだ見ぬ未来をつくるために、大切な役割があります。」と述べ、デザインが産業や技術だけのものではなく、生命科学、政治、経済、哲学など、人間のあらゆる営みの中に存在するものであることを提示しています。
本会議のメインテーマとして「Design Beyond」を掲げ、デザインの進化と人間、技術、環境との接点を探り、デザインを越境する多様な人々と共に次のデザインを考えていくことを目指します。
また、本会議のシンボルとなるロゴマークは、日本を代表するグラフィックデザイナー、廣村正彰氏によってデザインされました。不定形の色面が複数重なりあい、生態系全体を視野に入れ、分野を超えた総合的な知識の結集と調和が表現されています。
世界デザイン会議東京2023に関する詳細は、公式ウェブサイトでご覧いただけます。プログラムの詳細や参加登録などの情報は、順次公開予定です。ニュースレターへのご登録で、最新情報をお届けします。
■世界デザイン会議東京2023 公式ウェブサイト
■お問合せ
世界デザイン会議東京2023運営事務局(公益財団法人日本デザイン振興会内)
wda2023-info@jidp.or.jp