【リエゾンセンター・イベントレポート/2022年5月26日】新規事業開発をサポートするセミナー相談会「デザイン経営の実践ポイント」
2022年5月26日に、日本デザイン事業協同組合主催による無料セミナー、「新規事業開発をサポートするセミナー相談会「デザイン経営の実践ポイント」」を開催いたしました。
経済産業省・特許庁が推し進める「デザイン経営」をテーマに、会場・オンラインの同時進行によるハイブリット形式で実施しました。
当日は支援機関職員の方や、製造業・メーカー・商社等様々な分野の方にご参加をいただきました。
当セミナーの講師・相談員はすべて日本デザイン事業協同組合に所属するコンサルタント・デザイナーです。
セミナー前半ではmanagement&design 代表・須藤慎がデザイン経営に関して解説し、後半からはアルテサーノ・デザイン合同会社 代表・吉田晃永が加わり対談形式で経営の上流からのデザイン活用のポイントや企業とデザイナーの協業ポイントなどをお話しました。
終了後には組合所属の4名のデザイナーが相談会での相談員を務め、各企業の個別の相談内容に関してアドバイスを実施しています。
植木誠(日本デザイン事業協同組合代表理事・株式会社シセイ堂デザイン代表取締役社長)
武者廣平(日本デザイン事業協同組合理事・NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構理事長)
堀越敏晴(有限会社シーダブリュエス代表取締役)
竹田壮一朗(TAKEDASO. Design代表)
セミナー前半ではデザイン経営の手法構造と実践のポイントを、須藤氏の著書「1時間でわかるデザイン経営」から要点をピックアップし、デザインの分野や分類など非デザイナーの方に向けた前提知識などを含めて解説しています。
さらに、経営戦略のフレームワークを活用して自社と相性の良いデザイン経営の類型(ブランド主導型・イノベーション主導型)を判断するワークを行いました。受講者の皆さんにはデザイン経営の方針を事業計画と連動させていくイメージをもっていただけたのではないでしょうか。
セミナー後半の対談では、吉田氏のプロダクトデザインの実績の紹介などと共に、経営の上流からデザイナーが参画することの重要性や、企業内でデザイン責任者が明確になっていることの重要性等をデザイナーとしての実例を交えながらお伝えしてきました。
セミナー終了後には複数の受講者の方から、デザイン活用に関する個別のご相談を受け付け、受講者の方の企業の状況に合わせたアドバイスを行いご好評をいただきました。
セミナーの開催結果内容に関しては、後日日本デザイン事業協同組合HPでも掲載する予定です。