日本デザイン振興会がパートナーをつとめる2021年度の台湾国際学生デザインコンペティション（Taiwan International Student Design Competition）の授賞式が12月3日台北にて行われました。

本年度、covid-19の影響にもかかわらず、59の国・地域、970校の学生さんから21,901点の応募があり、そのうち76点が入賞を果たしました。井上裕太氏が審査委員として、オンラインで審査を行って、特別賞であるJDP賞を「Gongche-01」に贈賞いたました。

Taiwan International Student Design Competition公式サイト：

https://www.tisdc.org/en

作品名：工尺-01

受賞者：Chun-Teng Wang, Chi-Yuan Chen

説明：北管音楽は台湾民俗文化の重要な文化的シンボルである。北管の音色、伝統工芸、プログラムされた儀式行為を通して、台湾の民俗信仰は具体的な形に変換される。「工尺-01」は北管をベースとして展開、北管音楽のパレードフォーメーションといった要素をインターフェースや操作ロジックに比喩的に取り入れているため、操作者はプロセスの中で北管の大きな文化的資産を意識することができる。