2020年度東京ビジネスデザインアワード 最優秀賞・優秀賞を決定
-最優秀賞は、『オンデマンド印刷の新しいカタチ−視覚と触覚で楽しむプロダクト』
2020年度「東京ビジネスデザインアワード」の最優秀賞1件および優秀賞2件が決定しました。
東京ビジネスデザインアワードは、東京都内の中小企業の技術や素材等をテーマに、新規用途開発とビジネス全体のデザイン提案を募るコンペティションで、今回で9回目を迎えました。
2020年度は、中小企業から示されたテーマに対し、初年度以来2番目に多い全170件の提案が寄せられ、審査会による一次審査、選定された企業も交えての二次審査を経て、7件のテーマ賞が選出されました。これらテーマ賞に選出されたデザインについて、2月9日(火)にオンラインで提案最終審査を実施しました。
この審査では、デザイナーによるプレゼンテーションが行われ、審査委員による最終審査の結果、最優秀賞に 「オンデマンド印刷の新しいカタチ−視覚と触覚で楽しむプロダクト」、優秀賞に 「東屋(azumaya)ビジネスデザインプロジェクト」 と「特殊ラベル印刷技術を用いた新しい遊び体験の提案」が選ばれました。
これら3件を含めたテーマ賞の各デザイン提案については、テーマ企業とデザイナーの間で提案の事業化・製品化に向けた検討が始まっています。今後の展開にご注目ください。
最優秀賞(1件)
提案名:オンデマンド印刷の新しいカタチ−視覚と触覚で楽しむプロダクト
提案者:井下恭介・増谷誠志郎(デザイナー/SANAGI designstudio)
テーマ:42億色を鮮やかに表現する「オンデマンド印刷技術」
企 業:株式会社千葉印刷(渋谷区)
優秀賞(2件)
提案名:東屋(azumaya)ビジネスデザインプロジェクト
提案者:清水覚(プランナー/オクノテ)
テーマ:精密な柄合わせと職人芸が光る「革製品製造技術」
企 業:有限会社東屋(墨田区)
提案名:特殊ラベル印刷技術を用いた新しい遊び体験の提案
提案者:井下恭介・増谷誠志郎(デザイナー/SANAGI designstudio)
テーマ:確かな課題解決力で培われた「シール・ラベル印刷加工技術」
企 業:株式会社日本ラベル(板橋区)