事業構想大学院大学主催「デザイン経営実装プロジェクト」への協力
事業構想と実現に向けた構想計画を研究する日本唯一の専門職大学院である事業構想大学院大学(学校法人先端教育機構)は、MBAにクリエイティビティを加えたMPD(Master of Project Design:事業構想修士)の修得を目指す専門教育機関で、実社会と密接に結びつく様々な活動を展開しています。
当会と事業構想大学院大学は、東京ミッドタウン・デザインハブでの企画展&カンファレンス「地域×デザイン」を2016年から3年間共催し、地域プロモーション活動を共に行ってきました。また月刊誌『事業構想』と姉妹誌『先端教育』とも連携し、現在では「ビジネスデザイン」「教育とデザイン」をテーマに、グッドデザイン賞受賞対象を中心に最新のデザイン事情を毎号紹介しているメディアパートでもあります。
事業構想大は、新事業開発を目的とした附属研究機関「事業構想研究所」を持ち、新事業開発支援やイノベーション人材育成で得た研究成果を基に、独自プログラムを開発しています。また「プロジェクト研究」と呼ぶ、少人数のグループ形式で、SDGs、DX、ブロックチェーン、地方創生など特定のテーマに特化した研究会を催しています。
事業構想研究所が、今春から「デザイン経営」に焦点をあてた新しいプロジェクト研究「デザイン経営実装プロジェクト」を新設するにあたり、当会に協力要請があり、支援をすることになりました。
2018年に発表された経済産業省・特許庁による「デザイン経営宣言」以降、ビジネスにおいてもデザインの有用性が高まり、経営にデザインを取り入れ躍進する企業が増えています。しかしながら、全国の中堅企業や地域企業への浸透はこれからの状態であるため、この「デザイン経営実装プロジェクト」において、企業がどのようにデザイン経営を実装していくべきかの研究を当会と連携しながら行います。
事業構想大学院大学主催による説明会が2月から開催されますので、興味のある方は、こちらの案内をご覧ください。
プロジェクトが開始されましたら、当会でも適時情報を開示してまいります。
「デザイン経営実装 セミナー・説明会 ~デザインの力で自社の価値を新たに創造するために~」
https://www.mpd.ac.jp/events/20210430/
*関連情報:当会が昨年実施した日本企業における「デザイン経営」取組み状況調査の結果はこちらで公表しています。