「中小企業のデザイン経営」イベント開催レポートとデザイン経営調査報告書公開
中小企業のデザイン経営「デザイン経営で、こどもの未来をつくる」開催レポートとデザイン経営調査報告書公開
当会は、関東経済産業局、ロフトワークの協力のもと、デザイン経営の実践知を共有する調査事業を行い、その報告イベントを2020年3月5日にインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターで開催しました。
はじめに、調査の実務を担当したロフトワークのクリエイティブディレクター加藤修平氏が、調査報告レポートの概要報告を行いました。
デザイン経営を推進していく上で共通するポイントとして、
- ビジョンを更新する
- 経営にデザイナーを巻き込む
- 組織の変革をデザインする
- 共創のコミュニティーをつくる
- 文化を生み出す
の5つを提示し、「なぜ中小企業におけるデザイン経営が、文化を生み出すことにつながるのか?」について詳しく紹介しました。
その後、日本国内の中小企業において実践的にデザイン経営を取り入れ活用されている3社の経営者である、株式会社ジャクエツ CDO 吉田薫氏、株式会社ファミリア 代表取締役社長 岡崎忠彦氏、ナチュラルスマイルズジャパン株式会社 代表取締役 松本理寿輝氏に、各30分ずつご登壇いただき自社の取組事例とともに、映像を交えながら独自のデザイン経営手法をご紹介いただきました。
最後にトークセッションとして「経営×デザインの実践」をテーマに、株式会社ロフトワーク 代表取締役 林 千晶氏にモデレータが務め4者によるディスカッションが行われました。
当日は、イベント開催自粛の状況を考慮し動画での同時配信も行いました。4時間余りにわたる長時間での開催となりましたが、大変好評いただき閉場しました。
より詳細なレポートは、ロフトワークのウェブをご参照ください。
デザイン経営で一番大事なことは何?どうやって社内を巻き込む?「中小企業のデザイン経営Vol.1」イベントレポート
また、当日発表した調査報告書については、こちらに概要とダウンロード先を記載しています。
セミナー会場写真撮影:中込 涼