雑誌『自遊人』掲載「日本におけるソーシャルデザインの軌跡」無料公開
2019年2月号の雑誌『自遊人』の特集は、「未来を変えるソーシャルデザイン」でした。
その中で「日本におけるソーシャルデザインの軌跡」と題した論考を当会の矢島が寄稿しましたが、この度『自遊人』のご厚意によって、全28ページをPDFにて公開することができました。
平成の30年の間に起きた様々なソーシャルデザイン関連の事象をまとめています。学校やセミナーなどの教材で自由にご活用いただければ幸いです。
なお、著作権は、自遊人に帰属していますので、内容の改変等はできません。
事実誤認などを含め、ご意見などがありました、こちらの問合せフォームでご連絡をいただきますようお願いいたします。
◎「日本におけるソーシャルデザインの軌跡」socialdesignp102-129.pdf
以下の項目によって構成されています。
*昭和の終焉とともに消えた消費者
*NPOとコモンとデザインの民主化
*地球環境問題からサステナブルデザインに
*クリエイターの意識変容
*地域通貨がもたらしたもの
*future social designを標榜した『広告』とアースデイマネー
*NPO代表が区長に選ばれる時代に
*デザイン活動家ナガオカケンメイとD&DEPARTMENT
*『生きのびるためのデザイン』や『カラーズ』がもたらしたもの
*ソーシャルクリエイティブ、エコロジーとエコノミーの共存
*セントラル・イースト・トーキョーによる都市軸の変動
*ap bankによる社会融資
*日本経団連CSRを提唱、ロハスからソーシャルへ
*クールビズによる既成概念の転変
*新しいまちづくりの手法「シブヤ大学」
*ソーシャルビジネスと「不都合な真実」とSNS
*ソーシャル/イノベーション/デザイン
*「Yes,we can」そして、鳩山内閣へ
*「ソーシャルデザイン」命名の経緯
*「Social Design」フォーラム開催
*「ソーシャルデザイン」の確立
*新政権による「新しい公共」
*『世界を変えるデザイン』の衝撃
*BOP、エシカル、ソーシャル男子
*GDP転落と東日本大震災
*コミュニティデザイナー山崎亮
*ソーシャルデザインの定義
*書店でのソーシャルデザインフェア
*地域を変えるデザイン
*政策となったソーシャルデザイン
*グッドデザイン賞のフォーカス・イシューとSDGs
*NPOがグッドデザイン大賞となる時代に
なお、雑誌本体はこちらでご購入も可能です(1,131円 税抜)
<追記>
公開情報に誤りがありましたので、以下を訂正しました。
2020.3.13
P117年表内
誤:2015-04 田中美帆・多摩美術大学統合デザイン学科「ソーシャル・デザイン論」開講
正:2015-04 上田壮一・多摩美術大学統合デザイン学科「ソーシャル・デザイン論」開講
2015-04 田中美帆・多摩美術大学グラフィックデザイン学科「ソーシャル・デザイン論」開講