公益財団法人日本デザイン振興会 公益財団法人日本デザイン振興会

World Design Organizationの運営にJDPより参画

World Design Organization(WDO)は、「デザインによる、よりよい社会の実現」をめざして活動している国際的なデザイン組織で、国連の経済社会理事会の特殊諮問機関として、持続可能な開発目標(SDGs)のデザインによる達成をミッションとして掲げています。現在約40の国・地域から173の団体や教育機関・企業等がメンバーとなっています。日本からは、日本デザイン振興会の他に、日本インダストリアルデザイナー協会、千葉大学、武蔵野美術大学、多摩美術大学が加盟しています。

WDOは、1957年にインダストリアルデザインの重要性を喚起することを目的とした国際団体International Council of Societies of Industrial Designers (icsid) として設立され、 2017年から名称をWorld Design Organizationに変更しています。2年に1回、世界各地で総会が開かれ、日本では1973年に京都、1989年に名古屋で開催されていますが、去る10月にインドのハイデラバードで第31回となる総会が開かれた際、WDOの組織運営を担っていく理事の選挙が行われ、日本デザイン振興会 事業部課長の津村真紀子が理事として当選しました。任期は2021年10月までの2年間で、今後日本のデザインと世界のデザインとの交流を深めるべく活動を展開していく予定です。

また、WDOでは、以下のような各種プログラムを実施しています。これらの活動についても、今後随時レポートを掲載してまいります。

*World Design Capital

デザインを活用して経済や社会、文化、環境の発展を果たしている都市を選定し、その過程や成果を発信するための様々なイベントを1年間かけて実施。

*Interdesign

ある都市をテーマとして定め、国外からのデザイナーと地元のデザイナーが協力して、2週間ぐらいの期間をともに過ごし、地域の課題解決を考えるプログラム。

*World Design Talks

世界を各地の社会課題についてデザインができることについて考えるトーク及びワークショップ。

*World Design Corporate Circle

業種や国・地域の異なる企業のデザイン部門トップが集まり、ワークショップ等を通じて意見交換や情報交換ができる場を提供。参加企業をいくつかのグループに分けて実施をするが、守秘義務契約を結び、同業種が同じグループにならないようにし「競合他社」というバリアを外して、根底のデザインに対する考え方やプロセスなどを共有し、必要に応じてリサーチ等も実施する。

*World Design Impact Prize

2年に1回実施されている、デザインによってQOLを向上させる取り組みを顕彰するデザイン賞。


WDOについて

https://wdo.org/about/


WDO理事

https://wdo.org/about/people/board/


WDO各種プログラム

https://wdo.org/programmes/



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