2019年度東京ビジネスデザインアワード 最優秀賞・優秀賞を決定
-最優秀賞は、「新規培養技術による『酒づくりイノベーション』 」
2019年度「東京ビジネスデザインアワード」の最優秀賞1件および優秀賞2件が決定しました。
東京ビジネスデザインアワードは、東京都内の中小企業の技術や素材等をテーマに、新規用途開発とビジネス全体のデザイン提案を募るコンペティションで、今回で8回目を迎えました。
2019年度は、中小企業から示されたテーマに対し、初年度以来2番目に多い全161件の提案が寄せられ、審査会による一次審査、選定された企業も交えての二次審査を経て、9件のテーマ賞が選出されました。これらテーマ賞に選出されたデザインについて、2月5日(水)に東京ミッドタウンで提案最終審査を実施しました。
この審査では、デザイナーによる公開プレゼンテーションが行われ、審査委員による最終審査の結果、最優秀賞に “新規培養技術による『酒づくりイノベーション』” 、優秀賞に “「段ボール加工技術」から生み出す明かりの防災プロダクト” と“ ものづくりをアップデートする新サービスの提案”が選ばれました。
これら3件を含めたテーマ賞の各デザイン提案については、テーマ企業とデザイナーの間で提案の事業化・製品化に向けた検討が始まっています。今後の展開にご注目ください。
最優秀賞(1件)
提案名:新規培養技術による『酒づくりイノベーション』
提案者:清水覚【ヤフー株式会社】、清水大輔【SHIMIZUDESIGN】
テーマ:生きた細胞をものづくりの材料に変える「細胞ファイバ技術」
企 業:株式会社セルファイバ(文京区)
優秀賞(2件)
提案名:「段ボール加工技術」から生み出す明かりの防災プロダクト
提案者:柳沢祐治【YUJI YANAGISAWA DESIGN】
テーマ:アイデアに富んだ製品を実現する「段ボール加工技術」
企 業:有限会社坪川製箱所(葛飾区)
提案名:ものづくりをアップデートする新サービスの提案
提案者:清水覚【ヤフー株式会社】
テーマ:運営者と参加者をリアルタイムに繋ぐ「イベントサポートシステム」
企 業:株式会社アーク情報システム(千代田区)