END ALS x 世界ALSデー2019 @ GOOD DESIGN Marunouchi 「Still Life」展
6月21日(金) - 23日(日)
GOOD DESIGN Marunouchiでは、2016年より、国指定の難病 ALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療法の確立と患者の生活向上の支援を目的に活動する一般社団法人 END ALSに賛同し、世界ALSデー(6月21日)にあわせて展示・イベントを開催しています。
本年は6/21(金)-23(日)の3日間、END ALSのプロジェクトである「Still Life」のデッサン会、これまでの作品展示を中心にイベントを実施します。6月23日(日)は作品展示のみの実施です。
デザインやクリエイティブを通して、ALSのことを知る、また、先端技術がどのように生活を助けることができるのか、実際にALSの患者の方が使用されているプロダクトもご紹介予定です。
ぜひご来場ください。
短期展示
END ALS x 世界ALSデー2019
会期: 6月21日(金) - 23日(日) 11:00 - 20:00・入場無料 *23日のみ17:00終了
会場: GOOD DESIGN Marunouchi
「Still Life」デッサン会
本年は以下日程で3組のデッサン会を行います。
絵心のある方もない方も、是非ご参加ください!
開催日時:
6月21日(金) 11:30-13:00 [モデル] 清しお子さん
6月21日(金) 14:00-15:30 [モデル] 嶋守恵之さん
6月22日(土) 13:00-14:30 [モデル] 恩田聖敬さん
参加:無料
持ち物:画材をお持ちの方はご持参ください。
鉛筆はお貸出し可能です(ユニ B)。
会場では、A3サイズのスケッチブックを準備いたします。
お願い:描かれた作品はお預かりし、会場にて展示後、
END ALSのサイトにて掲載いたしす。
※ 当日は記録のため(動画/スチール)撮影をします。 SNS等で公開される可能性がある旨ご了承ください。
お申込みはこちらから:
https://endals-stilllife2019.peatix.com/
デッサンモデルの方々のご紹介
6月21日(金)11:30からのデッサンモデル:
清しお子 さん
1954年5月10日、秋田県由利本荘市で誕生。現在65歳、静岡県富士宮市に夫と二人で暮らしてます。 娘3人、孫6人のおばあさんです。
2016年7月ALSと診断され、神経難病とは?を知ることになりました。
自身の今後を知ることになり、医療 的ケアを取り入れた訪問看護ステーション及びグループホームを立ち上げることを計画中です。残りの人生をどう過ごすのか?が私の課題です。
6月21日(金)14:00からのデッサンモデル:
嶋守恵之さん
1967年北海道釧路市生まれ。外務省で対米外交や国連外交などに携わる。2001年に米国同時多発テロが起った時には、アフガニスタン担当部局で毎月200時間を超える残業をしつつ、その後東京で開かれたアフガニスタン復興支援国際会議の企画や実施に関わった。
2008年、41歳で赴任先のインドにおいてALSを発症。グルジア紛争の渦中に中央アジア・コーカサス室長を務めたのを最後に、外務省を退職。以来、妻と二人で自宅にて療養生活。
2011年に気管切開し24時間人工呼吸器を装着するようになる。2016年4月には視線入力で短編ミステリー小説を書きあげ、東京都北区内田康夫ミステリー文学賞審査員特別賞を受賞。
「ALSはいつかきっと治る病気になる」と信じ、患者の立場から治療研究を促進するなどの患者活動に取り組む。
6月22日(土)11:45-のデッサンモデル:
恩田聖敬さん
1978年岐阜県生まれ。2004年京都大学大学院航空宇宙工学専攻修了。2014年サッカークラブ「FC岐阜」代表取締役社長に就任。2013年末にALSを発症。その後も社長業を続投するも病の進行に伴いやむなく2015年末に社長を退任、2016年に取締役を退任。
同年に株式会社まんまる笑店を設立し、代表取締役社長に就任。
自身の経験や知識を伝える講演・執筆活動や医療・福祉の改善を目指して精力的に活動中。私生活では二児の父親 でもある。
END ALS 「Still Life」とは
今年で4年目となるEND ALS「Still Life」プロジェクトは、ALS患者自身が絵画モデルを務める写生イベントです。
「Still」は「まだ」という意味に加え「静止した状態」を表し、「静物画」は「Still-life Painting」と訳されます。 「Still Life」は、END ALSのタグラインでもある「I’M STILL ALIVE(オレはまだ生きている)」 と病気の特徴である「動けなくなる状態」の「Still」をかけて、「ALS患者が静物画のモデルに挑戦する」というシニカルなアプローチにより、「動けなくなる」というALSの残酷さを直感的に、社会にインパクトがある形で伝えるものです。
ギャラリーに訪れた人がALS患者を題材に絵を描き、作品をその場で展示。イベント後も、作品は今後ALSの認知を高めるための広告ビジュアル等として活用されます*。 *END ALSの創設者・藤田正裕氏(通称:ヒロ)をモデルに実施された初回イベントの模様を収めた作品「Still Life」は高く評価され、国内外の広告賞を受賞しています。