公益財団法人日本デザイン振興会 公益財団法人日本デザイン振興会

World Interiors Week 2019 東京イベントを開催

日本デザイン振興会とJIDが加盟する、インテリアデザイン分野の国際的組織であるIFI(国際インテリアアーキテクト/デザイナー団体連合)は、毎年5月の最終土曜日を「WORLD INTERIORS DAY」とし、全世界共通のテーマでインテリアデザインの役割について考える日として定めています。日本では、この日を含んだ週を「ワールドインテリアウィーク(WIW)」として、2016年よりインテリアデザインをテーマとする多彩なイベントなどを展開してきており、2016年〜2018年の3年間で11都市20会場、累計20,000人の参加者がありました。

今年のWORLD INTERIORS DAYとなった5月25日(土)には、世界共通テーマである、”Designing Spaces, Changing Lives”(暮らしを変えるデザイン)にちなんで、メイン会場となった東京で、デザインシンポジウムが開催されました。

World Interiors Day 2019 デザインシンポジウム

「フィンランドの巨匠 カイ・フランクの魅力を語る―フィンランドよりタウノ・タルナ氏をお迎えして―」

フィンランド・デザインの巨匠カイ・フランク(1911-1989)は、イッタラのKartio、アラビアのTeemaなどの名品食器のデザインで知られています。カイ・フランクに師事し、自らもプロダクトデザイナーとして活躍する傍ら、カイ・フランク作品の屈指のコレクターでもあるタウノ・タルナ氏を招聘し、その魅力や思想について伺いました。カイ・フランクは、自然の中に存在する色や形状から多くのインスピレーションを受けつつ、常に幾何学的アプローチを試みていました。また、より多くの人々の暮らしにデザインを取り入れることができるよう、日々の暮らしに使うものはなるべく安価に量産できる、シンプルなものづくりを目指していました。具体的な例として、タルナ氏が持参したコレクションの一部が会場に展示され、来場者からは多くの共感を呼んでいました。

後半は、日本とフィンランドの学術・文化・教育などにおける協力を推進する「フィンランドセンター」よりセンター長のアンナ・マリア・ウィルヤネン氏を迎え、フィンランドの暮らしや日本とフィンランドの文化的な共通点などを具体例を見ながら共有しました。また、当会常務理事の加藤公敬もトークセッションに参加し、日本のデザインにおける「和魂洋才」から、現在の「和魂和才」ともいえる流れについて考察しました。

当日は約80名の参加者があり、暮らしの中のデザインについて、また世界のデザインと日本のデザインとの関係性について改めて考え直す機会となりました。タルナ氏の講演は、ワールドインテリアウィークの期間中、名古屋、福岡、大阪にも巡回して開催されます。


ワールドインテリアウィーク

https://wiwjapan.org/



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