「JAPAN BRAND FESTIVAL - TALK SALOOOON Vol.06」開催レポート
さる9月27日、「JAPAN BRAND FESTIVAL - TALK SALOOOON Vol.06」が東京ミッドタウン・デザインハブにて開催されました。
ジャパンブランドの未来を担う全ての人に開かれたプラットフォームとなることを目指す活動「JAPAN BRAND FESTIVAL」。年度や事業の縦割りと地域や分野の垣根を越え、情報やノウハウを共有し継承する画期的な仕組みとして、政府機関や自治体からも注目されています。その活動の一つである「JAPAN BRAND FESTIVAL - TALK SALOOOON」。2016年から定期開催し今回6回目となるトークと交流を軸にした未来志向のサロンです。
今回のテーマは「グローバル人材の育て方」。
前半の登壇者は、建築家・美術家の佐野文彦氏。京都の中村外二工務店にて数寄屋大工として活動をスタートし、設計事務所などを経て、2011年 「佐野文彦studio PHENOMENON」を設立。
2016年 文化庁の文化交流使として、9か月間にわたり世界各地で「茶室」を作り、日本文化を発信してきました。この茶室は、現地の素材や技術で作り、現地流のもてなしをするというもの。16カ国を訪問し6カ国でプロジェクトが実現しました。文字通りグローバルで活躍する人材として、様々な活動を紹介いただきました。
後半には、「JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOL」の取り組みについて、メイン講師である株式会社TCI研究所の西堀耕太郎氏、企画を担当するミテモ株式会社の代表取締役 澤田哲也氏、1期生を代表してPinkoi Japan株式会社David Wang氏に登壇いただきました。
「実践を通じて学び合う」というこの取り組み。グローバル市場へとJAPAN BRANDの価値を発信するプロデューサー人材を育成することを目指します。理論のベースとなるのは、京都の和傘屋「日吉屋」の職人でもある西堀氏が自身の経験をまとめあげた「伝統とは革新の連続」という経営理念です。グローバルニッチトップを狙うその考え方の背景を紹介いただきました。
続く、懇親会は多くの来場者で賑わい活発なコミュニケーションがなされました。
TALK SALOOOON Vol.07の詳細は未定ですが11月14日の開催を予定しています。
JAPAN BRAND FESTIVAL - TALK SALOOOON Vol.06
日 時:2018年9月27日(木)19:00〜22:00 (開場18:30)
会 場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
参加費:1,000円(1Drink)
主 催:JAPAN BRAND FESTIVAL運営事務局
協 力:公益財団法人日本デザイン振興会