[Report] デザイン業のための正しい下請取引と報酬について知るセミナー
去る12月7日(木)、日本デザイン事業協同組合による、「デザイン業のための正しい下請取引と報酬について知るセミナー」がインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン・デザインハブ)にて開催されました。
第1部を理論編、第2部を実践編とし、前半は公正取引委員会より講師をお招きし「下請代金支払遅延等防止法」の概要やよくある違反事例を、後半は公益財団法人全国中小企業取引振興協会より講師をお招きし、困った時の「かけこみ寺」となる裁判外紛争解決手続(ADR)について講演頂きました。当日は60名が参加しました。
デザイン業のための正しい下請取引と報酬について知るセミナー
[日時]
◆2017年12月7日(木)13:00-16:00
◆(1)改訂下請代金法について(13:00-14:20)
講師:
公正取引委員会 経済取引局取引部企業取引課 課長補佐 山本 琢麿氏/企画係長 山崎 和久氏
講演内容:
●デザイン業の取引において生じやすい違反事例
●下請代金法の概要説明
●下請代金法のデザイン業に関わる範囲の詳細説明
●「優越的地位の濫用について」デザイン業に関わる範囲の詳細説明
●質疑応答
◆(2)困った時の下請かけこみ寺/ADR「裁判外紛争解決手続」について(14:30-16:00)
講師:
公益財団法人全国中小企業取引振興協会 下請かけこみ寺本部主任調査員 黒田 守氏
講演内容:
●困った時の下請かけこみ寺
「裁判外紛争解決手続(ADR)」のシステム及び利用に関する説明。
各種デザイン等作成作業を依頼・委託され、発注を取り消されたり、代金支払日に払ってもらえなかったことなど、
取引上の悩みについての解決手段の方法について。
●質疑応答
[参加費]無料
[主催] 日本デザイン事業協同組合
[後援] 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会・公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会・
公益財団法人東京都中小企業振興公社・公益財団法人全国中小企業取引振興協会
[協力] 公益財団法人日本デザイン振興会