[タイ] Design Excellence Award 2017 (DEマーク) 審査会レポート
タイ王国商務省 貿易振興局(DITP)主催デザインエクセレンス賞(DEマーク)の審査会が、5月23日〜25日の3日間にわたり、バンコク市内最大級のデパート「サイアム・パラゴン」内特設会場にて開催されました。その後、5月26日には、オープニング・セレモニーが同所で行われ、タイ国内の主要メディアでも報道されました。
本年度のDEマークでは、「ライフスタイル」「イノベーティブ・ファッション」「家具」「インダストリアルデザイン」「パッケージデザイン」「グラフィックデザイン」の6部門に544点の応募がありました。審査会では、審査委員が実際に現物を見て審査が行われ、活発な議論の末、受賞対象が選ばれました。審査結果は7月末に公開される予定です。
日本デザイン振興会は、2008年からDITPとの連携協力協定を締結し、タイにおける総合的なデザイン賞の設立を支援しており、その相互連携関係から、DEマーク審査会にはグッドデザイン賞審査委員会からグラフィックデザイナーの原田祐馬氏とインダストリアルデザイナーの手槌りか氏が審査委員として参加しました。
DE賞の受賞作品は、グッドデザイン賞の一次審査が免除され、二次審査から参加することができる仕組みとなっています。DEマーク・グッドデザイン賞両方を受賞した対象は、通常のグッドデザイン賞受賞対象と同様に10月4日に発表され、11月1日から11月5日に開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2017」にて展示されます。