公益財団法人日本デザイン振興会 公益財団法人日本デザイン振興会

[Report] 「デザイン思考“以後”と、クリエイティビティの行方」 2017年2月24日 専修大学上平研究室 主催



2017年2月24日(金)、トークイベント「デザイン思考"以後"とクリエイティビティの行方」(主催:専修大学上平研究室)が開催された。
21世紀に入って広まった「デザイン思考」は大きな影響を与え、デザイン行為はデザイナーだけの特権的なものではなくなり、創造することは民主化に向かった。それらを共通認識とした上で、現在進行形で起こっていること、そして見落とされていることを多角的に議論しつつ次のステップを探ろうという試みである。
会場には組織を離れたインディペンデントな言論の場として、IT企業のデザイナー、ディレクター、研究者、官公庁職員など約60名が集まった。


話題提供者1:武山政直先生(慶應義塾大経済学部教授)「政策および公共サービス改革へのデザインアプローチ」。
サービスデザインはビジネス分野から公共分野に拡がっており、政策決定プロセスという抽象的なものにデザインを積極的に活用していく欧州での取り組みが紹介された。

話題提供者2:柴田厳朗氏(GKリサーチイニシアチブ取締役)「異邦の鳥・野生・その他」。
今回の主催者の問いに真正面から応じて、豊富な教養に支えられたスケールの大きな議論が展開された。柴田氏はスライドを公開しているので詳細はこちらを参照して頂きたい。
来場者アンケートの結果からも、もっとも反響の大きいものとなった。

話題提供3:佐宗邦威氏(株式会社ビオトープ代表取締役) 「ビジネスとデザインの交差点の先にみえてきたもの」。
佐宗氏の著書「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」はベストセラーであり、多くのビジネスマンに読まれている。今回のトークでは、顧客視点から事業を始めたが、経営者視点での組織風土開発の方向性に切り替えるきっかけとなった佐宗氏自身の経験と思いが語られた。


休憩をはさみ、第二部のディスカッションでは、事前に来場者から集められた質問シートを共有しながら、話題提供者だけでなく会場全体が交差した活発な議論が繰り広げられた。この会場に集った人々の疑問とそれぞれの持論が広く共有され、多くの視点から新しい問いや議論が生まれた。


この日の話題提供、議論、参加者のシートなどの全記録は、東海大富田研究室によってリアルタイムで記録され、ふりかえりとさらなる議論に役立てられた。


デザイン思考“以後”と、クリエイティビティの行方
講師/モデレーター/ゲスト:佐宗邦威、武山政直、柴田厳朗、富田誠、上平崇仁
日 時:2017年2月24日(金)19:00-21:30
会 場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター (東京ミッドタウン・デザインハブ内)
参加料:3000円
主催:専修大学上平研究室
協力:公益財団法人日本デザイン振興会、株式会社ACTANT、株式会社Biotope、東海大学、専修大学
詳細URL http://ptix.co/2k8EL0Q

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