タイ「Design Excellence Award 2016 (DE賞)」審査会・オープニングセレモニー開催
タイ王国商務省 貿易振興局(DITP)主催デザインエクセレンス賞(DE賞)の審査会が、7月4日・7月5日の二日間にわたり、バンコク市内の「サイアム・パラゴン」にて開催されました。その後、7月6日には、オープニング・セレモニーが同所で行われ、タイ国内の主要メディアでも報道されました。
本年度のDE賞は3月11日から4月30日まで応募受付が行われ、「ライフスタイル」「ファッション」「家具」「インダストリアルデザイン」「パッケージデザイン」「グラフィックデザイン」の6部門に過去最多の616点の応募がありました。審査会では、審査委員が実際に現物を見て審査が行われました。審査結果は7月末に公開される予定です。
日本デザイン振興会は、2008年からDITPとの連携協力協定を締結し、タイにおける総合的なデザイン賞の設立を支援しており、その相互連携関係から、DE賞審査会にはグッドデザイン賞審査委員会からグラフィックデザイナーの色部義昭氏とインダストリアルデザイナーのみやけかずしげ氏が審査委員として参加しました。
DE賞の受賞作品は、グッドデザイン賞の一次審査が免除され、二次審査から参加することができる仕組みとなっています。DE賞・グッドデザイン賞両方を受賞した対象は、通常のグッドデザイン賞受賞対象と同様に9月29日に発表され、10月28日から11月3日の受賞展「グッドデザインエキシビション2016」にて展示されます。