第5回India Design Mark 審査会をバンガロールにて開催
インドの産業デザイン振興を目的としたデザイン賞「India Design Mark」の第5回審査会が3月3日(木)・4日(金)にバンガロールのJN TATA Auditoriumにて開催されました。India Design Markは、「インドで生産されているもの」「インドでデザインされたもの」「インドで販売されているもの」のうち2つの条件を満たせば応募することができ、生活用品から事務用機器、産業機器、自動車、バイクなど幅広く応募されています。当会は、2010年からIndia Design Markを主催するIndia Design Councilと連携協定を結び、デザイン賞の設立および運営のサポートを行っています。
今年は137件の応募があり、そのうち59件がIndia Design Markを受賞しました。日本からは、Sony Electronics Asia Pacificの川鯉卓也さんに審査委員として参加していただき、審査会後のセミナーでもご講演いただきました。審査会場は週末の3月5日(土)・6日(日)には一般公開され、デザインセミナーやワークショップが行われた他、India Design Markの受賞作品の展示とともに、日本のグッドデザイン賞の2015年度ベスト100の中から22点も展示されました。会場には多くの若いインド人デザイナーや関係者、家族連れなどで賑わい、日本の製品に強い関心が寄せられていました。India Design Mark2016の受賞結果は3月下旬にウェブ上で公開される予定です。