India Design Council主催の第5回「India Design Mark (I Mark)」の応募受付が6月29日から開始されます。I Markは、2007年にインド政府によって発表された「National Design Policy」に基づき、India Design Council によって設立されたインド初の包括的なデザイン賞です。日本デザイン振興会は、2010年からIndia Design Councilに対して、グッドデザイン賞の審査やプロモーションの手法の提供や、審査委員の派遣などの運営協力を継続しています。年度を重ねるにつれ、応募件数は増えており、インドの産業界でもI Markの重要性が認識されつつあります。
さらに、日本からの応募も可能であることから、日本企業によるインド市場へ向けた製品プロモーションを目的とする応募も積極的に行われています。
I Mark受賞作品は日本のグッドデザイン賞に二次審査から参加することができ、グッドデザイン賞受賞対象でI Markの応募資格を満たすものは、I Markの二次審査から参加することができます。

2016年度 India Design Mark (I Mark)概要

応募期間 : 2015年6月29日から10月31日
応募資格 : 「インドで生産されたものであること」「インドでデザインされたものであること」「インドで販売されているものであること」の3点の中で2点以上の条件を満たすもの
応募カテゴリー : ライフスタイル製品、家庭用・事務用機器、産業用品、家具・施設用品、モビリティ
主 催 : India Design Council

India Design Mark
→ http://indiadesignmark.in/

また、去る2月19日、20日にインド・バンガロールにて第4回 I Markの審査会が行われ、200件の応募のうち58件がI Markを受賞しました。日本企業および日系企業からは、下記の6件が受賞しており、I Markのウェブサイトに受賞作品が発表されています。

Celerio (Maruti Suzuki India) Activa 125 (Honda Motorcycle & Scooter India) Headphone MDR-XB450BV (Sony Corporation)
ALPHA-XC115FF (India Yamaha Motor) FZ (India Yamaha Motor) Etios Cross (Toyota Kirloskar Motor)

Recipients of I Mark 2015
→ http://indiadesignmark.in/selected-applications/2015