公益財団法人日本デザイン振興会 公益財団法人日本デザイン振興会

Designing Body 美しい義足をつくる

東京大学・山中俊治研究室 展示会

東京大学・山中研究室は、ロボティクスや宇宙機などの先端技術ゆえにデザインの手法が確立していない領域、先端製造技術がもたらす新しいものづくり、あるいは人の身体と人工物がこれまでになく密接に関わっている医療分野へのデザインの導入を試み、プロトタイプを制作し、未来の人工物のありかたを研究しています。この山中研究室が6月4日より東京大学にて、展示会”Designing Body 美しい義足をつくる”を開催します。
義肢はこれまで、失われた四肢の代替物として、健常者の身体に近づけることこそが理想とされてきました。しかし、義足アスリートたちの駆け抜ける姿は、失われたその場所こそが、新たな可能性であると気付かせてくれます。この展示では、山中俊治教授と研究室の学生、スタッフが一丸となり、義肢装具士や義足メーカー、選手たちと共に、7年間取り組んできた義足を一堂に出展すると共に、新しく動き出した先端技術を駆使したプロジェクト紹介を行います。美しい義足プロジェクトの第二章開幕となる展示内容にご注目ください。

Designing Body 美しい義足をつくる
Designing Body Making Beautiful Prothetics(仮)
会期 2015年6月4日(木)- 6月14日(日) 11:00 - 19:00
会場 東京大学生産技術研究所S棟1階ギャラリー(駒場キャンパス)
   東京都目黒区駒場4-6-1
入場料 無料
主催 東京大学山中研究室、SIP MIAMI プロジェクト
Designing Body 美しい義足をつくる

イベント「一人ひとりのためのデザイン」
日時 6月6日(土)14:00 - 15:30  
会場 東京大学生産技術研究所 S棟アニバーサリーホール
登壇者 松尾伴大(エンジニア)、山中俊治  
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イベント「カラダをつくるということ ー ファッション、アート、研究から」
日時 6月7日(日)14:00 - 15:30  
会場 東京大学生産技術研究所 S棟アニバーサリーホール
登壇者 廣川玉枝(クリエイティブディレクター/ファッションデザイナー/アーティスト)、AKI INOMATA(アーティスト)、山中俊治  
参加登録は こちら
イベント詳細は こちら

山中俊治
日産自動車デザインセンター勤務後、1987年フリーデザイナーとして独立。1991年より94年まで東京大学助教授を勤め、1994年にリーディング・エッジ・デザインを設立。 2008〜12年慶應義塾大学 政策・メディア研究科教授。2013年4月より東京大学生産技術研究所教授。デザイナーとして腕時計から鉄道車両に至る幅広い工業製品をデザインする一方、技術者としてロボティクスや通信技術に関わる。大学では義足や感覚に訴えるロボットなど、人とものの新しい関係を研究している。 

東京大学生産技術研究所
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