日本デザイン振興会は、4月2日(木)から 5月31日(日)まで、台湾の台北・松山文創園區 台灣設計博物館で企画展「GOOD DESIGN in TAIWAN」を開催します。今回の展示は、当会が台湾でこれまでに開催してきた展示企画として、展示品の数量と開催期間とも過去最大規模となるもので、台湾におけるグッドデザイン賞の本格的な展開の足がかりに位置づけられます。

「GOOD DESIGN in TAIWAN」では、2014年度のグッドデザイン賞で特に高く評価された「グッドデザイン・ベスト100」作品を中心に、これまでの受賞デザイン約90点が出展されます。それらを日本と台湾の共通の注目分野である「地域創生」「先端技術」「サステナビリティ」「健康・医療」「安全・防災」「ライフスタイル」の6つのテーマに分けて展示。さらに受賞デザインに触れることができる体験コーナーも設け、一般からデザイン関係者まで幅広く「ジャパンデザインの今」「グッドデザインとは」を知ることができる構成となります。

展示会開催前日の4月1日(水)にはオープニングイベントとして、今後の日本と台湾のデザイン分野を担うデザイナーで、グッドデザイン賞の審査委員を務める中坊壮介氏と王千睿氏によるデザインセミナー、グッドデザイン賞説明会を開催します。

参加申込みはこちら
http://www.accupass.com/go/gooddesignintaiwan

講師プロフィール

中坊壮介

1972年生まれ。 1998年京都市立芸術大学プロダクト・デザイン専攻卒業。 2002年英国Royal College of Artデザイン・プロダクト科修士課程修了。良品計画企画デザイン室、ジャスパー・モリソンオフィス勤務を経て2010年Sosuke Nakabo Design Office設立。京都工芸繊維大学准教授。

王千睿

Professor of design at National Taiwan Normal University and Principal Creative Advisor for Qisda Corporation. Prior to 2013, Wang was the Vice President & Chief Design Officer of BenQ & Qisda Group and the General Manager of QisDESIGN Lifestyle Products Business Unit. Manfred Wang graduated with a Master of Industrial Design from Stuttgart State Academy of Art and Design Germany in 1994.