Design Excellence Award 2013 デザインセミナーをバンコクで開催
日本デザイン振興会は、2008年からタイ商務省貿易振興局(DITP)に協力して、タイのデザイン賞 "Design Excellence Award"(DE賞)の設立を支援しています。
DE賞を受賞したものは、同年度のグッドデザイン賞の二次審査から参加することができ、これまでに273点がグッドデザイン賞も受賞してきました。
6年目となる今年から、これまでの家具、ライフスタイル商品、インダストリアル製品、パッケージ、ファッションの5つのカテゴリーに加えて「グラフィックデザイン」部門が新たに加わることになり、その応募受付スタートに合わせ、グッドデザイン賞審査委員で、グラフィックデザイナー・アートディレクターの松下 計氏によるデザインセミナーが3月14日にバンコクで開催されました。
前半に記者会見が行われた後、講演では、日本の現在のグラフィックデザインの代表的な作品を紹介しつつ、グラフィックデザインが製品やコンテンツなどに活用され、グッドデザイン賞を受賞した近年の作品について、ひとつひとつ解説し、タイのグラフィックデザイナーや学生の高い関心を集めました。
また、その後はタイの著名なグラフィックデザイナーによるパネルディスカッションも行われました。
DE賞の応募は4月末に締め切られ、6月中旬に審査会が行われます。その後DE賞を受賞したものは、グッドデザイン賞の二次審査を経て、10月にグッドデザイン賞の受賞作品が発表され、日本での展示も行われる予定です。