公益財団法人日本デザイン振興会 公益財団法人日本デザイン振興会

英国デザイン会社が説く“中小企業の技術を世界市場へ”

イギリスの著名なデザインコンサルティング企業で、日本にも多くのクライアントをもつシーモアパウエルが、日本の中小企業などをおもな対象とするセミナーを4月18日(木)に東京ミッドタウン・デザインハブで開催する。「世界市場に向けた商品開発を始める際に活用できるデザインの力」をテーマに、世界市場への展開を想定する中小企業や中堅企業・老舗企業に対して“ 高品質な製品を理解し評価する”マーケットの意義や、それに応えうるブランドとデザインの力を提唱するという。



ー欧州のデザイン手法で日本の技術を世界市場へー
「国内市場が縮小傾向に有る中で、自社の技術を活用して世界市場に出て行きたい」という声を多く聞くようになりました。経済低迷の中、さまざまな外部要因によって日本の中堅企業中小企業にとって困難な状況が続いています。
日本には長い歴史の中で高い技術力を実現してきた中堅企業が無数に存在しています。 しかし、日本市場は今後縮小の一途をたどることが予想されており、海外市場を視野に入れたビジネス拡大は避けては通れないテーマです。高い技術力や歴史があるとはいえ、これまでに海外向けの商品開発の経験がない企業にとって、世界市場に向けた新商品開発およびブランドコミュニケーションは容易ではありません。

シーモアパウエルは世界市場の中でも欧州市場に注目していますが、その理由はアジア市場に比べて欧州市場の購買力に魅力があるということではなく、成熟国家であり高い技術、高品質の商品を正しく評価する土壌のある欧州市場でブランド化に成功することは、そのままアジア市場を含めた世界市場での大きなブランド化にも直結するというのが理由です。世界で最も品質の高いブランドに対して目利き力がある欧州市場の消費者はまさに世界レベルでのブランド構築をする上での試金石となる市場です。これはB2C、B2B両方のビジネスに当てはまります。 生産コストの観点において効果的な付加価値を必要とする日本のものづくりにおいてブランド化は必須であり、そのためには要求レベルの高い欧州の消費者視点の商品企画と、欧州市場に相応しい表現の工夫が不可欠です。

本セミナーでは、最新の欧州消費者トレンドやシーモアパウエルが過去に手がけた中小企業とのプロジェクト内容などを説明しながら、日本の中小企業が抱える共通課題の攻略のヒントと、それをサポートするデザインリサーチ手法やアイデアの発想プロセスなどを紹介します。世界市場進出のために踏まえるべきデザインの視点を共有できれば幸いです。  


海外市場向け商品企画デザインセミナー
〜欧州のデザインの力で日本の技術を世界市場へ〜

日時:4月18日(木) 18 : 00 〜 21 : 00(セミナー+懇談会)

会場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
 (東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー5F デザインハブ内)
http://www.designhub.jp/access

参加費用:3,000円


主催:シーモアパウエル  
http://www.seymourpowell.jp/

お申し込み:下記ウェブサイトより
http://seymourpowellseminar1.peatix.com

問い合わせ:池田武央(シーモアパウエル  シニアデザイナー / デザインストラテジスト)
takehiro.ikeda@seymourpowell.com

詳細:
https://www.facebook.com/pages/欧州のデザイン手法で日本の技術を世界市場へ/420990334660641
http://www.seymourpowell.jp/seminar/





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