リエゾンセンター・ライブラリーは、東京ミッドタウン・デザインハブ内にあるインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターで、不定期開室しているデザインライブラリー。
デザインに関連する書籍・雑誌・展覧会図録などを月ごとにピックアップし、各出版社さまにご献本(又はお貸出し)いただき展示する「デザイン新刊本紹介コーナー」を設けています。展示用POPの右端にあるQRコードを読み取っていただければ、その場で本をご購入いただくことも可能です。
今回は、2021年10-12月に出版された本(一部を除く)全30冊をご紹介します。
・アジアン・コモンズ いま考える集住のつながりとデザイン
・Arupの仕事論-世界の建築エンジニアリング集団-
・エスキスの料理
・エンジニアだから働く楽しさは自分たちで創る
・推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来
・音と耳から考える─歴史・身体・テクノロジー
・かく たのしむ ひろがる クレパスのじかん
・寄付白書2021
・現代建築保存活用見て歩き
・公共図書館を育てる
・公民館のしあさって
・コミュニケーション場のメカニズムデザイン
・シナプスの笑い Vol.45
・世界の名建築歴史図鑑
・ソフトシティ 人間の街をつくる
・台湾対抗文化紀行
・だれでもデザイン 未来をつくる教室
・だれにでもわかる NFTの解説書
・小さな出版社のつづけ方
・超看護のすすめ ナイチンゲールの復権とケアの哲学
・都市デザイン 101のアイデア
・豊田市デイズvol.4 (TOKYO NEWS MOOK 956号)
・のへの
・話しだすと止まらなくなる、道具のおいしい話~ おしゃべりな台所道具
・美術館を語る
・プロテストってなに? 世界を変えたさまざまな社会運動
・MEZZANINE VOLUME 5 AUTUMN 2021
・木工旋盤の教科書
・YOUTHQUAKE: U30世代がつくる政治と社会の教科書
・ローカルクリエーター これからの地方をつくるのは「きみたち」だ
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アジアン・コモンズ いま考える集住のつながりとデザイン
篠原聡子 著/平凡社
設計・教育・研究に活躍する建築家の最新著作。コンセプトは「アジアの集合住宅の過去と現在そして未来」。
ソウル、台北、シンガポールなど主要国首都の状況を分析・紹介する。
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Arupの仕事論-世界の建築エンジニアリング集団-
Arup+日経アーキテクチュア編集部 著/日経BP
世界中で多くの有名プロジェクトに携わってきた建築エンジニアリング集団、アラップの仕事を解説。
豊富な写真や貴重な資料などを交え、名建築のプロセスを読み解きます。
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エスキスの料理
リオネル・ベカ 著/誠文堂新光社
人気フランス料理店 ESqUISSEのエグゼクティブシェフが、その発想を紹介。
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エンジニアだから働く楽しさは自分たちで創る
サンリツオートメイション50周年プロジェクト 著/日経BPコンサルティング
小粒だけど、技術開発力とユニークな働き方とで、どこにも負けないコンピュータのハード&ソフト開発メーカー、サンリツオートメイション。製品開発に、働き方に、エンジニアたちが挑んだ16の現場ストーリーとは──
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推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来
中山淳雄 著/日経BP
鬼滅の刃、ウマ娘などのメガヒットの裏側でエンタメが地殻変動。ファンの「推し」によって、ヒット作がさらに大ヒットする。「仮想一等地」がコンテンツビジネスを変える。
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音と耳から考える─歴史・身体・テクノロジー
細川周平 著/アルテスパブリッシング
自然や人、機械などが発するあらゆる音を対象に、聴覚器官(耳)から発想しながら、音と耳の文化・歴史を問い直す意欲的な論集です。多彩な32の論考+ゲスト10名のエッセイを収録。
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かく たのしむ ひろがる クレパスのじかん
西尾正寛、小林貴史、山田芳明 著/サクラクレパス
基礎知識や技法の紹介はもちろん、幼児から小学校高学年までの活動例を幅広く掲載。クレパス・クレヨンを楽しみつくし、授業・保育づくりをより楽しむための1冊。
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寄付白書2021
寄付白書発行研究会 著/日本ファンドレイジング協会
最新の日本の寄付の全貌が明らかになった1冊!10年で寄付市場はどう変化したのか。
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現代建築保存活用見て歩き
吉田鋼市 著/王国社
時間に敬意を払って保存活用された建物には、時間と歴史に学びつつ自らの主張もするという対話・葛藤・和解の緊張感をはらんだコラボレーションが見られる。全国の26の実例を最新の取材でお届けする。
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公共図書館を育てる
永田治樹 著/青弓社
図書館を変えれば地域が変わる! 国内外の事例を多数紹介。AIを使った資料管 理やオープンライブラリーの取り組みなど、デジタル時代の図書館を構築するヒ ントにあふれた実践的ガイド。
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公民館のしあさって
公民館のしあさって出版委員会 著/ボーダーインク
公民館。その言葉を聞いて、どのような印象がアタマに浮かぶでしょうか。エジプトにも行った公民館。
そういえば、どんなとこだったかなと気になった方は手にとってみてください!
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コミュニケーション場のメカニズムデザイン
谷口忠大、石川竜一郎 著/慶應義塾大学出版会
ビブリオバトル、ディベート、演劇ワークショップ、発話権取引の実践から「コミュニケーション場」のメカニズムを解明する。
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ラグーナ出版編集部 著/ラグーナ出版
1987年に精神科病院を廃止し、地域精神医療に転換したイタリア。現地取材から見えてきた「尊厳と権利を守る支援」をもとに、私たちが日本でできることを考えていく。特集は「相談支援事業所の仕事」。
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世界の名建築歴史図鑑
五十嵐太郎 著/エクスナレッジ
古代ギリシア、ローマから現代のタクティカルアーバニズム、マンションポエムまで。建築様式、潮流、できごとを135のキーワードで学ぶ。
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ソフトシティ 人間の街をつくる
ディビッド・シム 著、北原 理雄 訳/鹿島出版会
ヤン・ゲール理論の実践書。刊行2年で20か国語に翻訳された待望の書、ついに日本で発売。
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台湾対抗文化紀行
神田桂一 著/晶文社
台湾に魅せられたフリーライターが台湾の対抗文化やDIYシーンを案内する紀行エッセイ。グルメと観光だけじゃない、台湾カルチャーの現在進行形!
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だれでもデザイン 未来をつくる教室
山中俊治 著/朝日出版社
みんなのためのデザインから、一人ひとりのためのデザインへ。 偶然の出会いを大切に、隣の人の脳みそも借りて。 スケッチして、観察して、アイデアを伝え合う。 Suicaの改札機、美しい義足。 人間と新しい技術の関係を考えつづけてきたデザイナーが中高生に語る、 物づくりの根幹とこれから。 「才能とは無関係。誰もが身につけられる方法を話します」
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だれにでもわかる NFTの解説書
足立明穂 著/ライブパブリッシング
今話題のNFT。その成り立ちからそれを可能にする技術、そして5GやIoTを絡めた未来の可能性まで、徹底的にわかりやすく解説します。今、一番わかりやすい解説書です。
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小さな出版社のつづけ方
永江朗 著/猿江商會
前著『小さな出版社のつくり方』から5年。逆風がつづくなか、次々と生まれてくる「小さな出版社」はいったいどうやって会社を存続させているのか。その内幕に迫る。
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超看護のすすめ ナイチンゲールの復権とケアの哲学(2019年12月発売)
井村俊義 著/コトニ社
病者と看護者のあいだに新たな関係を築く方法――
看護への新しいアプローチを模索する看護師や研究者、そのほか今まさに看護の現場に直面し悩んでいる方たちへの一冊。
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都市デザイン 101のアイデア
マシュー・フレデリック、ヴィカス・メータ 著、杉山まどか 訳/フィルムアート社
都市デザインのための幅広いアイデアが、私たちの日常のディテールを更新する。
生活者の視点から社会の新しいかたちを見出すために編まれた実践的ヒント集。
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豊田市デイズvol.4 (TOKYO NEWS MOOK 956号)
東京ニュース通信社 著/東京ニュース通信社
2018年に「SDGs未来都市」に選定された豊田市。「みんながつながる ミライにつながるスマートシティ」を標榜し、市や地元企業、地域の人々で展開されているサステナブルな取り組みを紹介します。
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のへの
髙坂真 編集/のへの
青森県南から岩手県北にまたがって点在する一戸から九戸までの戸(のへ)のまちと戸に囲まれた地域での、ものづくりや地域の情報発信を通して、戸の地域を知っていただき、戸と関わる人(関係人口)を増やす目的で発行する雑誌。
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話しだすと止まらなくなる、道具のおいしい話~ おしゃべりな台所道具
土切敬子 著/オレンジページ
東京・井の頭公園駅の住宅地にたたずむ台所道具の専門店「だいどこ道具 ツチキリ」。店主・土切敬子さんが使用してから選びぬいた美しい道具を、美しい写真とお話で綴ります。
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美術館を語る
東京造形大学附属美術館 監修、藤井匡 編集/風人社
美術館の現場にかかわっている14人の共著。ひとりひとりの著者が、自分の「いちばん」の話を学生に伝えます。どうやって美術館の展示はできていくのか、メイキングの話が面白い。
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プロテストってなに? 世界を変えたさまざまな社会運動
アリス&エミリー・ハワース=ブース 著/青幻舎
古代エジプトのストライキから現代のBLMまで、約40の世界各地の抗議活動の物語をイラストで紹介。私たちが力を合わせれば、世界は変わる。まずは、知ることからはじめよう!
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MEZZANINE VOLUME 5 AUTUMN 2021
吹田良平 著/トゥーヴァージンズ
今号の特集テーマは「新高密都市」。「密」が敬遠されている今、コロナ収束後をにらんで、新しい近接・高密のカタチを大提言する一冊! イノベーションを踏み出す必要条件は近接・高密性にあり!?
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木工旋盤の教科書
和田賢治 著/ワン・パブリッシング
削ればハマる!魅惑の木工機械、「木工旋盤、待望のガイドブック」。道具の基礎知識や使い方はもちろん塗装の仕方までをていねいに解説。作例はパン皿、コップ、丸い重箱などひとそろえ作りたくなる器と日用品、12アイテムを収録。
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YOUTHQUAKE: U30世代がつくる政治と社会の教科書
NO YOUTH NO JAPAN、青井未帆、宇野重規、大庭三枝、古田大輔、三浦まり 著/よはく舎
圧倒的な共感を集めて立ち上がる若い世代による教科書。
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ローカルクリエーター これからの地方をつくるのは「きみたち」だ
スタブロブックス 著/スタブロブックス
地方移住、Uターンに興味のあるクリエーターへ
地方を拠点に都市部との垣根を越えたクリエイティブワークで付加価値を生み、得た利益を地元に還元する、ウィズコロナ、アフターコロナ時代の新しい働き方、暮らし方――。
みなさま、気になる本との出会いはありましたか?
2021年7-9月に出版された本は、こちらのページでご紹介しています!
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