去る10月11日、日本デザイン振興会は、インドネシア商業省 輸出振興局(DGNED)とデザインプロモーションにおける相互協力に関する覚書(MOU）を締結いたしました。

調印は、10月11日から15日の間で行われたインドネシア製品の見本市 “Trade Expo Indonesia”の会場内で、エンガルティアスト・ルキタ商業大臣の立ち会いのもと、当会理事長の大井と輸出振興局総局長のアルリンダ氏との間で執り行われました。

当会は、2014年からDGNEDからの依頼に基づき、インドネシアのデザイン賞”Good Design Indonesia”を設立すべく、当会の主催するグッドデザイン賞の審査会見学受け入れや研修の実施などを通じて準備に協力をしてまいりました。そしてついに本年8月より第1回めとなるGood Design Indonesia の応募がスタートし、9月の一次審査を経て、提出された現物をもとに二次審査会が10月にジャカルタで行われました。二次審査会には、日本からグッドデザイン賞審査委員でインダストリアルデザイナーの渡辺弘明さんにご参加いただき、派遣にあたっては日本貿易振興機構および日本アセアンセンターにご協力をいただきました。審査の結果15件が受賞、さらにそのうちの6件がBest賞、1件がGood Design Indonesia of the Year を受賞し、受賞作品は、”Trade Expo Indonesia”内の特設ブース内で展示されました。

今回のMOUによって、当会とDGNEDは、審査委員の交換派遣、相互のデザイン賞の一次審査免除などの連携協力を実施していく予定です。

Good Design Indonesia について

http://iddc.kemendag.go.id/gdi/