India Design Councilとの共催でインドにてGOOD DESIGN SEMINARを開催
日本のインハウスデザイナーがバンガロールなどで講演
去る9月20日および9月21日、それぞれインドのバンガロール、コインバトールにて、India Design Council との共催で「GOOD DESIGN SEMINAR」を開催しました。India Design Council の主催するインドの 総合的デザインアワードである「INDIA DESIGN MARK」の応募促進と認知度向上を目的としたセミナーで、 当会は2010年以来のIndia Design Council との連携関係に基づき、セミナーの開催に際して日本からの 講師派遣に協力しました。
今回は、インド国内市場で高いシェアを持つダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター 先端デザイングループの池ケ谷 貴徳さんに講演をしていただきました。ダイキンは2010年にエアコンの グローバルシェアNo.1となっており、それぞれの地域のライフスタイルに合わせた製品の開発・販売を 行っています。インドでは2009年から現地法人を設立し、丹念なモニター調査などによるインド市場のニーズに 合わせた製品開発を実施。その際の困難や発見、製品開発に生かされたことなど、ユーザーの声に耳を傾ける ことの重要性を中心にお話しいただきました。
どちらの会場も、インド企業のインハウスデザイナーをはじめ、これからデザインで起業をめざす若手 デザイナーなどが多く集まり、熱心に聴講していました。会場内でも「ダイキン」の知名度は抜群で、 ブランド力の強さが伺われました。
INDIA DESIGN MARKは、10月31日で応募が締め切られ、来年3月にデリーにて審査会が行われる予定です。