東京ビジネスデザインアワードの最優秀賞・優秀賞を決定
日本デザイン振興会が東京都と共同で運営する「東京ビジネスデザインアワード」の2014年度の最優秀賞1件および優秀賞2件が決定しました。「東京ビジネスデザインアワード」は、東京都内ですぐれた技術や事業実績をもつものづくり中小企業とデザイナーの協業による新ビジネス創出を目的としたデザインコンペで、今回で第3回目となります。
2014年度は各企業が持つ技術・素材など12件のテーマに対して、全国のデザイナーからのべ104件の事業提案が寄せられ、一次・二次審査を経て11件がテーマ賞に選出されました。これらテーマ賞に選出されたデザインについて、1月28日(水)に東京ミッドタウンで提案最終審査を実施しました。この審査では、提案者による公開プレゼンテーションが行われ、審査委員による最終審査の結果、最優秀賞に「光学ガラスの特徴を活かした祈りのための道具」、優秀賞に「表裏使うことができるイベント用多機能ハッピ」と「バフ独特の縫製技術を活かした布製品ブランド」が選ばれました。
今後はこれらの提案をはじめ、テーマ賞に選出された提案を中心に、事業化にむけた検討が進められます。
最優秀賞(1件)
光学ガラスの特徴を活かした祈りのための道具
提案者:三浦秀彦、久保井武志(クラウドデザイン)
テーマ提出企業:カドミ光学工業株式会社
優秀賞(2件)
表裏使うことができるイベント用多機能ハッピ
提案者:佐野文彦(studio PHENOMENON)
テーマ提出企業:楽プリ株式会社
バフ独特の縫製技術を活かした布製品ブランド
提案者:小関隆一(RKDS)
テーマ提出企業:有限会社中央バフ製作所